教員紹介
教員紹介

研究テーマ
遺族となる子どものグリーフケアについて考えています。これまで死別を体験した子どもを持つ親や小中学校の教員、ボランティアとして遺族となる子どもを支える方たちへの調査などを行ってきました。
専門分野の魅力
小児看護学とは、文字通り子どもの看護で子どもへのケアを中心に実践をします。しかし、子どもは一人で存在しているわけではなく、
その家族の存在も大きな位置を占め、家族にとっても子どもが病気になったり、療養生活を送ることになる場合にさまざまな思いをかかえることになります。子どもにとって今、何が一番大切か、家族にとっても同様に何が一番大切かを考えていきますが、年齢が大きな子どもであれば時には相反する思いを持っている場合もあります。それは看護としての難しさでもありますが、子どもと家族にとって最も大切なことは何かを考え、支援することは大きなやりがいでもあります。
高校生へのメッセージ
看護を志したいと思った時、私は人が好きか、人に関心があるかをぜひ考えてみてください。看護はさまざまな思いや価値観を持った人々と接する仕事です。その人々と向き合うこと、人と接することが好きということが大切なことのように思います。
将来のことを考えるとき、自分はどのようなことに関心があったり、好きなのかと、まず自分と向き合ってみてください。