2021.02.25

太子忌

太子忌

 寒い日もまだまだありますが、春のような暖かい日が多くなりました。京都にある梅林も見頃になっているのではないでしょうか。

  本学にはいくつかの宗教行事があります。その中の一つ、太子忌が222日に行われました。222日は聖徳太子のおなくなりになった日にあたり、太子の徳をしのんで行われる法会です。

 幼稚園から大学院までの代表が参列する中、大学院を代表して心理学研究科の院生がお焼香をさせていただきました。

 少し緊張感のある厳粛な空間は、太子様のことを思う時であるとともに日常のあわただしさから少し離れた貴重な時間にもなりました。

  この時期、心理学研究科では、通常の授業は終了していますが、カウンセリングセンターでインテークが行われると、教員、スタッフ、研究生、院生が集まりインテークカンファレンスを行います。

  院生2年生は、修了後の進路に向けて具体的に動き出します。研究生になり、ケースを担当しながら資格試験の勉強をする場合と、大学院を離れて就職をして働きながら資格試験の勉強をする場合があります。

 院生1年生は、ケースをやりながら、修士論文を進めていき、年生になってから行う学外施設実習の準備も始めていきます。

  まだまだ、新型コロナ感染症の影響が大きいと思います。感染予防の対策をしっかりしながら、様々な影響を想定しながら、できうる最善の教育を行っていきたいと思います。
                                  千野美和子(2021年2月25日)