京都の食文化を学んだ学生考案の京野菜メニューが 12月に「みのるダイニング京都ポルタ店」に登場!
本学では、JA京都市・JA全農京都と「地域の食育活動や地産地消の推進等に関する相互連携協定」を締結し、その取組みの一環として、産学連携授業「京都の食文化」を開講しています。この授業を通じて、京野菜の特性や地産地消の大切さ、そして地域と食のつながりについて学ぶ取り組みを進めています。
8月3日から集中講義として、JA京都市およびJA全農京都の皆さまのご協力のもと、健康栄養学科(管理栄養士専攻・健康スポーツ栄養専攻)36名の学生が特別講義を受講しました。
授業では、JA職員の方々から組織の役割や取り組みの説明に加え、旬を迎える京野菜の種類や特徴について詳しく教えていただきました。学生たちは普段なかなか触れることのない農業の現場やJAの仕組みについて等、真剣な表情で耳を傾けていました。

講義に加えて、学生たちは「みのるダイニング京都ポルタ店」を訪問し、実際に地産地消をテーマとした食事を体験。店舗のコンセプトやメニューづくりの工夫について直接お話を伺うこともできました。「みのるダイニング」は、『京産京消』をモットーに、京都府産の農畜産物を使った“安全・安心”なメニューを提供するレストランです。学生たちは実際の現場に足を運び、地域と農業のつながりを体感し、今後のメニュー開発に向けた視野を広げることができました。


3日間の集大成として、学生それぞれがオリジナルの京野菜メニューを考案・調理し、みのるダイニング京都ポルタ店の店長さんからもサポートをいただきながら、一品一品、丁寧に仕上げ、全36品のオリジナリティ溢れるレシピが完成しました!これらの料理には12月に販売することを念頭に、冬の京野菜として金時にんじんや九条ねぎを取り入れてあります。



完成した料理は、JAの職員の皆さまから講評を頂く機会があり、味や発想、地元野菜の活かし方などについて貴重なフィードバックをいただきました。学生たちは緊張しながらも、自らの学びと想いを料理として表現し、大きな達成感を味わった様子でした。


学生たちが考案したレシピの中から選ばれた料理は、今年12月に「みのるダイニング京都ポルタ店」にて実際に販売される予定です!


地元の農業を学び、実際に食材に触れ、プロの意見を聞きながら創り上げた一皿。
今後の展開にぜひご期待ください!