2025.01.23
心理学科の学生が京都府警察と協働で痴漢・盗撮防止の動画・ポスターを制作しました
本学 心理学科で犯罪心理学を専門的に学ぶ「犯罪心理ゼミ」の3・4年生15人が中心となり、京都府警察本部人身安全対策課と協働で、盗撮・痴漢被害防止を目指した啓発動画およびポスターを制作し、2025年1月16日(木)京都駅 コトチカ広場にて行われた「受験期における痴漢・盗撮対策スタート式」に心理学科の学生と教員の谷本 拓郎 講師が参加しました。


性犯罪被害の抑止は国家の重点課題の一つである中、近年SNS等で、「絶対に遅刻できない」という受験生の弱みにつけこんで、受験当日に試験会場に向かう受験生を狙った痴漢・盗撮を唆す悪質な投稿がなされています。大学入学共通テストをはじめとした受験期に向けて、京都府警察では駅施設や電車内での痴漢・盗撮事犯の撲滅を掲げ、受験生が安心して受験に臨めるよう、令和7年1月6日から同年3月31日までの間、京都府警察、鉄道事業者、本学などの産学官連携による痴漢・盗撮事犯の抑止対策を強化しています。
今回制作した動画は学生が中心となってシナリオ・構成・キャスティングなどを行い、ポスターについては現場警察官の意見を踏まえてデザインし、作り上げました。
スタート式では、ポスター・動画の披露に加え、谷本講師による制作におけるコンセプトと心理的な効果等の説明がされ、制作に携わった学生による作品にかける思いを述べました。




その後、コトチカ広場にて盗撮・痴漢被害防止に向けたチラシ等の配布し、啓発活動を行いました。
今回制作した動画は京都駅「コトチカ京都」内の電子看板などで公開されており、ポスターについてはJRや阪急、京阪などの10駅18カ所に設置しています。


