2025.02.10
京進ランゲージアカデミーの外国人留学生対象「京都光華国際特別進学プログラム」大学体験会を実施しました
本学は、教育連携協定校である京進ランゲージアカデミーと協働で海外から外国人留学生を募集する育成型入学者選抜プログラム「京都光華国際特別進学プログラム」 を実施します。
2026年4月に第1期生を迎えるべく、来日前のオンライン事前面談と並行して、すでに来日している外国人留学生を対象に、2025年1月21日(火)に大学体験会を実施しました。本学の学びをより具体的にイメージしてもらうことで、入学後のミスマッチを防ぎます。
当日は京進ランゲージアカデミー京都中央校から、外国人留学生7名(ミャンマー、中国、スリランカ)と引率教員1名が来学され、半日の大学体験会がスタートしました。
まず国際交流センター職員が大学説明を行った後、健康栄養学科管理栄養士専攻1年生の中国人留学生による体験談を行いました。本学では外国人留学生学習支援の「日本語コミュニティ」 がありとても助かっていることや、バレーボール部等のサークルに所属して大学生活を楽しんでいるという話があり、日本語学校の留学生たちは安心したようです。

次に、キャリア形成学科 宮原佑貴子 講師による模擬授業を行いました。キャリア形成学科は2026年4月に人間健康学群とともに「社会学部 社会共創学科(仮称・設置構想中)」として発展的に統合する予定で、留学生にとってより魅力ある学科の学びや、先生の専門であるビジネスとデザインについて紹介がありました。留学生たちはその中でも特に、古いドレスや着物を新しいドレスに生まれ変わらせる本学の取り組み「アップサイクル」に非常に興味を持ったようです。

その後、キャンパスツアーで大学の施設を見学した後、本学の特色である伝統文化教育(茶道体験)を行いました。
留学生たちにとって初めての茶道体験。懐紙の使い方やお茶碗の回し方など、茶道の先生から丁寧に説明があり、本学併設の京都光華高等学校の生徒が点てたお抹茶をいただきました。

慣れない正座に足がしびれたようですが、皆さん茶道体験を非常に楽しんでいました。「椿のお菓子がとてもおいしかったです。次は桜のお菓子が食べてみたいです。」とうれしそうに話す留学生もいました。

茶道体験の後は学食体験で、本学心理学科の留学生たちと昼食を食べながら楽しく交流し、大学体験会は終了となりました。
今回の体験会を通して、留学生たちは本学での学びや大学生活がイメージできたようです。
本学は今後も京進ランゲージアカデミーと共に「京都光華国際特別進学プログラム」をはじめとした相互の教育に係る交流・連携を通じて、外国人留学生の受入れを積極的に促進し、日本語学校での教育・大学教育のますますの活性化を図ってまいります。