2015.01.10

「福祉カルタ大会」を実施しました

1月8日、本学医療福祉学科社会福祉専攻の授業「基礎演習」(担当教員:石井 祐理子 准教授 、田中 希世子 准教授)において「福祉カルタ大会」が開催されました。
20名の学生(1年生)が、3週間にわたり大会で使うカルタを制作しました。
カルタは、見やすい手の平2枚分ほどのサイズで、社会福祉に関係する50音(あ~ん)の文字に合う文章はすべて学生が考え、イラストも色彩豊かに描かれて細部まで工夫が凝らされていました。福祉に関わる内容を考えるにあたり、学科コモンズにある書籍などを積極的に読み、社会福祉に関する内容も勉強をしながらカルタを作りました。
カルタ大会当日。
1クラスを2チームに分け、計5チームの対抗戦でおこなわれます。
田中准教授がカルタを読み上げると、真剣なまなざしの学生が1枚のカルタを見つけ出し、身を乗り出して手を付きました。
カルタを取った学生たちが、ハイタッチをしたり抱き合って喜ぶほどの接戦が続く中、枚数が少なくなるにつれてカルタを取ることが難しくなる様子に、チームメイトは祈るように大会を見守ります。

大接戦の末、優勝チームが決まりましたが、順位に関わらず最後は全員の笑顔が光る福祉カルタ大会が幕を閉じました。
授業の後、学生からは「入学後さらに社会福祉の奥深さに気づき、社会福祉に関わる仕事に興味が湧きました。授業で学ぶこと一つひとつが興味深く、将来の仕事に役立てたいです。」と希望に満ち溢れた言葉が寄せられました。