京都光華大学、始まる。―共学化で新たな一歩を踏み出しました―
2026年4月1日、京都光華女子大学は「京都光華大学」として、新たなスタートを切りました。
本学は1940年の創設以来、建学の精神である仏教精神に基づく人間教育を行い、多くの女性を社会へ送り出してきました。近年は男女の大学進学率がほぼ同じになり、女子に特化した進路教育や礼儀マナー教育、伝統文化教育といった女子校らしい教育内容だけでは不十分であると考え、これからは、グローバル化やデジタル化が進むなかで、人と人との価値観の違いやさまざまな格差による分断の解消、持続可能な社会の実現といった新たな課題も生まれています。
こうした時代の変化をふまえ、本学は建学の精神を、現代社会の中で具現化をめざす宣言として「STAY BONBU,CO-CREATE WELL-BEING.」を掲げ、それを進めるべく、男女共学化を決定しました。
【STAYBONBU,CO-CREATEWELL-BEING.とは】
永遠でも絶対でもないものにすがり、足ることを知らず、常に他人と比較して不安を抱え、苦しむ存在––––。
これこそが煩悩から逃れることのできない人間の本質であり、「私」自身の姿(凡夫)であったのだとの気づき。そして、その気づきによって、私たち人間の本質的な願いとは、お金や地位、成功や貫賛、「好かれたい」といった表面的な欲望そのものではなく、それらの欲望を生み出す「不安から解放され、自分の存在を受け入れてもらいたい」、「安心して健やかに暮らしたい」という願いであり、それが「私」自身の願いでもあったのだと理解するに至る(安心(あんじん)、WELL-BEING)。
こうした気づきを促すのが、校訓に「真実心」を掲げ、仏教、特に親鷥聖人が明らかにされた真宗の教えを基盤とする光華教育の根幹です。
「STAYBONBU,CO-CREATEWELL-BEING」とは、社会のさまざまな方々とともに、人間の本質的な願いであるWELL-BEINGな社会を目指し、共に歩み続ける(共創する)学園でありたい、という宣言です。
共学化により、多様な背景や価値観を持つ生徒が出会うことで、本学の学びはこれまで以上に広がりを見せていきます。日常の教育活動における相互の関わりを通して、多様な視点に触れながら思考を深めるとともに、新たな課題に主体的に挑戦する姿勢を育んでいきます。地域や社会とのつながりの中で学ぶ機会を充実させながら、人間の本質的な願いであるWELL-BEINGをめざす「健康・未来創造キャンパス」を推進し、一人ひとりが社会を支える力となる大学へ進化していきます。



