平成27年3月2日、大阪府立今宮工科高等学校と本学は、高大連携を通じて相互の教育に係る交流、連携・協力を充実、強化することにより、一層魅力ある高等学校教育および大学教育を実現していくことを目的とし、教育交流・連携と協力に関する連携協定を締結しました。

大阪府立今宮工科高等学校と本学は、平成25年9月～2月には大阪府立今宮工科高等学校1年生建築系進級希望者82名を対象に「ものづくりにおける『段取り力』の育成を通じたキャリアマネジメント」、平成26年3月～7月には大阪府立今宮工科高等学校1年生（工学系大学進学専攻を除く）240名を対象に「系選択を通じた『意思決定力』の育成」の取り組みを連携して行ってきました。
この取り組みでは、「一人一人が次年度の目標設定とその行程を計画することができ、教育計画に良い影響を与えることができた」「本授業で次年度以降使用する学校独自の教材開発ができた」などの成果をあげてきました。

今後は、これまでの取り組みの成果を基に、今宮工科高等学校設定科目「キャリアデザイン」において、意思決定力を育成する授業プログラムおよびその教科（テキスト・ワークシート・指導書など）の共同開発を行います。

【教育交流・連携と協力の活動内容】
（1）教育についての情報交換および交流
（2）学校設定科目「キャリアデザイン」における、授業プログラムおよびその教科の共同開発
（3）大学教員による高校への出張講義
（4）その他、目的を達成するために双方が協議し同意した事項