2015.06.19

西京極駅前広場再整備事業 完成式典が執り行われました

阪急西京極駅前広場にて「西京極駅前広場再整備事業 完成式典」が執り行われ、本学から一郷正道学長、高野拓樹キャリア形成学部准教授兼地域連携推進センター長、谷正流同副センター長、環境ボランティアサークル「グリーンキーパー」部長の他、この広場建設に携わられた多くの先生方が参加されました。 

チーム西京極」とは、本学、行政、地域住民、地域企業からなる駅前整備事業の実行委員会のことです。昭和48年から、阪急西京極駅前には、大きなケヤキがたくさん植わっていました。しかし、このケヤキの落ち葉や鳥糞の始末の問題などから、地域住民よりケヤキを伐採する要望がありました。

そこで、駅前広場を地域の憩いの場として有効利用したいとの地域住民の意見から、2013年度より、右京区役所主導のもと、本学と京都市建設局西部土木事務所が協力して住民意見を反映した公園コンセプト検討してきました。住民の意見は、本学短期大学部でデザイン分野を担当し、プロのデザイナーとしてもご活躍の井川啓教授により具現化されました。また、緑地帯の植栽には、植物学に精通しておられる同短期大学部の石橋実教授によりアドバイスいただきました。そして、伐採されたケヤキのうち、1本は西京極運動公園に移植し、残りは、谷副センター長指導のもと、グリーンキーパーの学生たちがベンチや看板等に加工し、本日から広場に設置されることになりました。 

完成式典の最後には、看板を囲んで京都市の門川大作市長や津田大三京都市会議長らと共に記念撮影が行われました。 

この看板には、このプロジェクトに携わってきたチーム西京極の思いが記されています。京都光華女子大学は、地域団体のひとつとして、このプロジェクトに参画できたことを誇りに思うと同時に、本学最寄駅でもある阪急西京極駅前広場が新たな地域の人々の憩いの場になることを願っています。