平成28年6月29日、健康栄養学科1年生を対象とした基礎ゼミの授業において、「健康と栄養との関わりについての総合学習」として、本学の客員教授であり2008年北京オリンピック陸上競技（４×100ｍリレー）で銅メダルを獲得された朝原宣治氏による特別講義が行われました。

1年生の基礎ゼミの授業は、管理栄養士や健康運動実践指導者、栄養士等の資格や業務について調べ、学習に対する報告会を開催します。専門職の理解を深めた後、各方面でキャリアモデルとして活躍されている方々の講演を通して、卒業後のなりたい自分、目指す将来像を明確化することを目的としています。

今回の特別講義では、成長期の食事の大切さやドイツ留学・オリンピックでのご経験、現在行っている陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB」の取り組みなど、食事やスポーツが社会とどのように関わり合いをもっているか分かりやすくご講義いただきました。トップアスリートとしての経験に基づく講義内容は大変興味深く、特に運動をしている学生を中心に活発な質疑がなされました。今後の栄養・運動指導の実践に役立つことでしょう。