2017.11.27

復興支援「東日本大震災メモリアル展示」を開催しました

本学では、第54回あかね祭の期間中に「東日本大震災メモリアル展示」を開催しました。震災直後から現在にいたる宮城県石巻市の様子を、パネルや映像を中心に紹介しました。

2日間で約300人に来場いただきましたが、中には東北出身の方や、パネルの前で合掌される方もいらっしゃいました。

本学「学生会中央委員会」が中心となり、震災後は毎年チャリティーバザーや募金活動を実施してきました。現地でのボランティア活動として、大学院心理学研究科臨床心理学専攻の学生が、宮城県石巻市の仮設住宅訪問活動を行っています。京都から約900km離れた東北の町・石巻に、私たちが思いを寄せる理由がもう一つあります。震災のとき、石巻市の実家に帰省していた本学心理学科の学生(当時1年生)の尊い命が奪われました。
 

今回の展示は、犠牲になった学生のお母様、石巻市役所、現在もなお復興支援に取り組むNPOなど有縁の方々からのご協力で実現しました。会場を訪れた多くの学生・来館者が、お母様からのお手紙の前で足を止めておられました。会場でいただいた募金は、石巻へ寄付させていただきます。ありがとうございました。