大学卒業後、看護師資格取得または看護師資格取得見込の者が助産師の資格取得を目指せる教育課程「助産学専攻科［1年課程］」（2018年4月設置認可申請中）が、このたび、文部科学省より認可（2017年8月31日付け）を受け、2018年4月の開設が正式に決定しましたのでお知らせいたします。

専攻科の概要は以下のとおりです。 

◆名称：助産学専攻科
◆入学定員：5名
◆設置予定年月日：2018年4月1日

本専攻科では、産科医療の高度化・多様化に対応し地域母子保健を支える実践力を身につけ、女性やその家族と喜び・苦悩を分かち合える、おもいやりの心を持った助産師を育成します。
◆特色
（1）助産実践力の強化を図るため、「助産診断・技術学」においてシミュレーションで学ぶ新生児蘇生法と母体急変時の初期対応などを特別演習として設定
（2）臨地実習では、産科医が常勤しない離島の「隠岐広域連合立 隠岐島前病院」において、女性たちが安心して妊娠・出産できる取り組みや、地域一体となり展開している隠岐島前地区の地域包括ケアを学ぶ実習を設定
（3）地域の中での助産師の役割や、産婦のニーズに即した母児の安全性と快適性を考えた分娩のあり方、子どもの健康な成長・発達の促進に向けた育児環境つくりの支援を実際に学ぶ「助産所実習」を設定

●2018年度入学試験における入試概要については、「2018年度入学試験要項・願書」をご確認ください。