専攻科

助産学専攻科 [1年課程]

高い専門性と実践力で
母子を支える助産師へ

本専攻科は大学卒業後、看護師資格を有する(取得見込みを含む)方が、助産師などの資格取得を目指せる1年課程の教育課程です。

学びのポイント

  • 仏教看護の視点から女性の
    生涯に寄り添う助産師を養成

    高度化する産科医療に対応し、他職種と連携する力を養います。仏教の精神に基づく看護を理解し、妊産婦や子育てをする人に寄り添い、適切に支援できる人材を養成します。

  • 救命救急にも対応できる
    助産診断能力を養う

    助産診断・技術学演習Ⅱ(特別演習)を設置し、新生児蘇生などの学びを通して、専門職として対応できる判断能力と技術を身につけます。

  • 多彩な臨地実習を通して
    実践力を身につける

    病産院での分娩介助実習をはじめ、離島での臨地実習などを通して、妊産褥婦に安心感を与える支援を行う実践力を養います。

取得可能な資格・免許状

助産師(国家試験受験資格)

受胎調節実地指導員申請資格

新生児蘇生法(Aコース)資格

5年連続

第106回 助産師

国家試験 合格率

100%

※合格者12名/受験者12名(2023年3月卒業生)

将来の進路

産婦人科医院・診療所・医療センターの産科・産婦人科

助産院、母子保健センター など

在学生メッセージ

専門的な知識や技術だけでなく
助産師としての在り方まで深く学んでいます。

解剖生理学や分娩介助学、分娩介助実習、地域実習などで、助産師に必要な知識や技術をしっかり学んでいます。また、孤立出産や虐待、産後うつといった問題について考えたり、仏教看護の視点から母児との向き合い方について考えたりもしています。さまざまな助産師さんが講師として来てくださるので、助産師としての働き方やあり方をリアルに捉えることができ、広い視野で周産期医療について学び、考える日々を送っています。一人ひとりの産婦さんに合わせた安全な出産を支えるとともに、不安や悩みを一緒に解消できる助産師になりたいです。

R.Yさん
2022年度入学生

1年間の流れ

主な実習先

京都府立医科大学附属病院

三菱京都病院

京都済生会病院

隠岐広域連合立 隠岐島前病院

大阪府済生会吹田病院

市立福知山市民病院

奈良県立医科大学附属病院

京都民医連中央病院

南草津野村病院

各助産院 など

TOPICS #1 産婦人科医の常駐しない離島での実習

産婦人科医の常駐しない小さくも美しい離島(隠岐諸島、島前地区)での地域実習を行っています。ここでは、ICTを活用した遠隔地診療や地域・医療連携による搬送や救急体制、助産師と関連職種との活動の実際を学びます。

専門実践教育訓練給付金指定講座

経済的サポートのもと学べる!

本専攻科は、雇用保険からの教育訓練給付金「専門実践教育訓練制度」の指定講座です。働く人の能力開発・キャリアアップを支援するもので、申請すると教育訓練経費の50%(年間上限40万円)が支給されます。さらに、修了後に、就職した場合は訓練費用の70%(年間上限56万円)で専門実践教育訓練給付金を再計算し、既支給分の差額が支給されます。

※詳しくは学生サポートセンター(075-325-5321)まで