2023.05.14

「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」に関する協定を締結

京都光華⼥⼦⼤学/短期大学部では、難民の方を対象とした「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」に関する協定を、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所および国連UNHCR協会と締結し、5月9日(火)、調印式を執り行いました。

「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」は、日本において難民認定されている方々もしくは難民に準ずる方々の中で、経済的理由等により大学進学が困難な人のために、UNHCR駐日事務所および国連UNHCR協会とパートナーシップを結ぶ大学がそれぞれの奨学金制度により大学教育の機会を提供するプログラムです。
本学は、本プログラムに関する協定をUNHCR駐日事務所および国連UNHCR協会との間で締結し、2024年4月からRHEPで推薦された難民の方(最大2名)を正規学生として受け入れ、入学検定料のほか、入学金、学費、生活費の一部を奨学金として支給します。
本学の参加により本プログラムのパートナー大学は15校となり、京都では初のパートナー校となります。また、京都光華女子大学短期大学部が全国の短期大学で初めての締結機関となります。

調印式には伊藤 礼樹UNHCR駐日代表、川合 雅幸国連UNHCR協会事務局長、本学からは高見 茂学長、永野国際交流センター副センター長が出席しました。
高見学長は「本学の建学の精神「仏教精神に基づく女子教育」は国連の持続可能な開発目標(SDGs)に通じている。誰一人取り残さない世界の実現に向け、難民の女性の権利、特に教育を受ける権利を守り、本学の学生にも「一歩踏み込んで何ができるのか」を考え、行動に移すことを促したい。」と述べました。