2024.05.23

世界に轟かせた「陸上光華」さらなる飛躍を目指し 陸上競技部の総監督として渡邉為彦氏が就任しました



2024年4月1日付で渡邉為彦氏が陸上競技部監督として就任いたしました。また、大学の陸上競技部だけでなく、京都光華中学・高等学校の陸上競技部、光華女子学園が運営する一般向け「K+Running Club」の総監督としても同日付で就任いたしました。

渡邉先生は京都市立中学校の教員として採用され、京都市内の中学・高等学校に赴任し、以来、陸上競技部顧問として27年間に渡り数多くの選手を育成し、チームを日本一に、またアジア大会・世界大会で活躍する選手も輩出してきました。

(プロフィール)
氏  名:渡邉 為彦(わたなべ ためひこ)
生年月日:1965年3月1日
出 身 校:京都教育大学
略  歴:京都市立樫原中学校
     京都市立洛南中学校
     京都市立西京高等学校(旧:西京商業高等学校)

(主な指導実績)
・世界大会・アジア大会、東アジア大会出場
・全国大会出場選手(全国IH、国体等)224名
・全国大会優勝選手(全国IH、国体等)18名
・全国大会入賞選手(全国IH、国体等)79名

1940年の学園創立とともに発足した本学園の陸上競技部は、名指導者である小池良一氏の指導を得て、1954年には、陸上競技アジア大会(マニラ)で光華女子学園の選手が大活躍。金銀銅あわせて7つのメダルをとり、「陸上光華」の名を世界にとどろかせました。その後もオリンピック選手を輩出するなど、「陸上といえば光華」という栄光の時代を築きました。

近年においても中学~大学までの選手たちは、伝統ある「陸上光華」の一員として世界で活躍していた先輩たちに少しでも近づけるように日々奮闘しています。大学は全日本大学女子駅伝対校選手権大会に6回出場、2023年度には中学校が全日本中学校 陸上競技選手権大会で4×100mリレーで日本一に輝くなど着実に1歩ずつ成果を挙げております。

クラブ活動はあくまでも「学校教育の一環」であり、競技中心の生活にならないよう人間力の育成を重視した指導が渡邉先生の指導方法。クラブ活動を通してスポーツの楽しさや喜びを味わうこと、自主性や協調性、人間関係の構築など、クラブ活動の経験が競技終了後の長い社会生活で生かされるような、徹底した人間教育を行うことで、競技力の向上を図り、確実に結果を残すことを目指します。