2024.05.31

【新人助産師の方へのお願い】研究の参加者としてご協力いただける方を募っています

本学 助産学専攻科では、新人助産師の実践能力と基礎教育との関係性に注目しています。

周産期医療の現場では近年少子化や高齢妊娠などの状況で助産師の勤務状況は変化してきており、かつ助産師に必要とされる実践能力と、助産師学生が基礎教育で修得する内容に大きな乖離が生じている現状です。助産師は、助産教育から臨床に移行する過程での状況において重要なキャリア開発の時期であると同時に、さまざまな問題に直面した場合には心身の健康に影響を及ぼす可能性もあります。

私たちの研究ではこの関連性を明らかにすることで助産師の基礎教育改善の基礎資料になり、それにより新人助産師の臨床への移行もスムーズになると考えております。本研究の主旨と以下の内容をご理解の上、ご協力いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

助産学専攻科 教員

■対象となる方
新人助産師 10名程度

  • 臨床で勤務している方
  • 2023年、もしくは2024年に助産師国家資格を取得された方
  • 助産業務(妊産褥婦を対象)に携わって1年以内の方

    ■研究の方法
    調査期間:京都光華女子大学の倫理委員会承認後~2025年3月

    調査に協力いただく時間とその内容:
    ①質問紙調査
    所要時間は10分程度(インタビュー調査1週間前~前日)
    内容は基本属性、現在の業務内容、分娩介助例数など

    ②インタビュー調査
    所要時間は60分程度で個別でかつ対面でのインタビュー調査(難しい場合はZOOM等のオンラインでも可能)
    臨床におけるマタニティケアに関する困難感や体験を通して、助産師教育で習得しておけば良かった内容、助産師教育で習得しておいて良かった内容についてお伺いします。

    倫理的配慮:本研究は京都光華女子大学の倫理委員会の承認を経て実施しています。

    その他、詳細についてはこちらをご確認ください。

    ■ご登録について
    こちらから登録をお願いいたします。

    ■問い合わせ先
    京都光華女子大学 助産学専攻科
    講師 海野多栄子
    e-mail: koka.ousi198@gmail.com