本学は、この度、国立研究開発法人　科学技術振興機構（JST）が実施する、令和6年度「次世代科学技術チャレンジプログラム」に採択されました。

本事業は、科学技術イノベーションを牽引する次世代の傑出した人材を育成するため、初等中等教育段階（小学校高学年～中学生）において理数系に優れた意欲・能力を持つ児童生徒を対象に、その能力等の更なる伸長を図る多様な育成プログラムの開発・実施を行うものです。

本学の提案は、「思いやりの心による『開かれた未来社会』を作り出す次世代科学者育成プログラム」と題し、校訓「真実心（思いやりの心）」のもと、本学の強みである医療、AI、食、バイオサイエンス分野を中心に、分野横断的に課題解決・価値創造に向けたプロセスを学習する「STEAM教育」と建学の精神に基づく「哲学的対話」を組み合わせ、科学研究と心の教育の融合を図り、幸福をもたらすことができる人材育成を目指すものです。

大学および同一敷地内にある併設の光華小学校、京都光華中学校を実施場所に、京都大学との連携体制を構築し、科学技術と心の教育の融合を図ります。

実施期間は今年度から最大5年間を予定しており、本学では、校訓「真実心」のもと、本事業を通じ、Well-Beingな未来社会の実現に貢献できる次世代人材の育成に向け邁進してまいります。

JST 次世代科学技術チャレンジプログラムHP