2024.12.02

11/21~11/22 京都サイエンスツアーを実施しました!【沖縄県立向陽高等学校×京都光華女子大学】

京都光華女子大学/京都光華女子大学短期大学部は沖縄県立向陽高等学校と、「高大連携に関する協定」を締結しています。

沖縄県立向陽高等学校は文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業に採択されており、今回その取り組みの一環として、環境学、環境教育を専門とする本学キャリア形成学部長の高野拓樹教授コーディネートのもと『京都サイエンスツアー』と題して、11/21、22日の2日間、高校2年生の生徒8名が京都へお越しになり、様々な活動を行いました。

1日目は、京都大学上賀茂試験地(京都大学フィールド科学教育研究センター)にてフィールドワークを実施。上賀茂試験地の歴史について学び、試験地内で実際にマツや竹、しいたけの生態についての観察をしました。沖縄県には紅葉がないということで、生徒の皆さんは、赤く彩る葉っぱを見て感動していました。



その後、本学と高大連携協定を結んでいる京都府立北稜高等学校へ訪問。北稜高校の生徒の皆さんとお互いの探究活動について発表の場を設け、取り組みについての質問や意見交換などを行いました。

■京都府立北稜高等学校/発表内容
風倒木発生は自然的要因だけで考察してもいいのか?~京都市北部・鞍馬山の事例から~

■沖縄県立向陽高等学校/発表内容
1/fゆらぎによるイースト菌への発酵促進効果

最初は互いに緊張もありましたが、京都と沖縄の高校生同士が交流を深めるとても貴重な場となりました。



2日目は、会場を本学へ移し、高野教授による『VRと実験を通じた環境エネルギー教育』の講義を受講いただきました。大阪科学技術センターのご協力のもと、実際にVR体験やエネルギー実験をまじえ、環境・防災・エネルギーに関して、多くの気づきや学びを得る機会となったようです。



講義後は、本学自慢の学食での昼食体験、この春に新設された「歯科衛生学科」「作業療法専攻」の最新の実習施設、授業見学などキャンパス内を見学いただき、大学生気分を大いに体感してもらいました。沖縄出身で本学の在学中の学生との交流もあり、充実の二日間となったようです。



あっという間の2日間でしたが、高大接続の一環として双方にとってとても有意義な時間となりました。今後もこのような取り組みを大切にしていきます!