2025.02.17
日本留学支援協会主催の教育旅行で香港・台湾の高校生を受け入れました
2025年2月4日(火)、日本留学支援協会主催の教育旅行(関西の大学見学ツアー)で来日した香港と台湾の高校生4名を受け入れ、大学見学会を行いました。
日本留学支援協会は香港や台湾で日本大学進学フェアを主催しており、フェアで実施した日本知識クイズ大会の優勝者(香港・台湾の高校生4名)を、京都、大阪、神戸の各大学の留学環境や魅力を直接感じてもらうことを目的とした教育旅行に招待しました。
本学は昨年度から日本留学支援協会の香港フェアに参加しており、今回の教育旅行を受け入れることになりました。
当日は香港の寶血會上智英文書院(Holy Trinity College)の高校生2名と台湾の桃園市立中壢家事商業高級中等学校の高校生2名が来学され、大学見学会を行いました。
キャンパスツアーで大学の施設を見学した後、本学の特色である伝統文化教育(茶道体験)を行いました。
香港と台湾の高校生たちにとって初めての茶道体験。茶道の先生から、お茶席の作法など丁寧に説明があり、本学併設の京都光華高等学校の生徒が点てたお抹茶をいただきました。この日はバレンタインデーが近いことから「まごころ」というハート形の可愛い和菓子が出されました。
台湾の生徒には抹茶が少し苦かったようですが、香港の生徒は抹茶好きとのことで、茶道体験を非常に楽しんだようでした。
次に、キャリア形成学科の宮原 佑貴子 講師による模擬授業を行いました。キャリア形成学科は2026年4月に人間健康学群とともに「社会学部 社会共創学科(仮称・設置構想中)」として発展的に統合する予定で、留学生にとってより魅力ある学科の学びや、先生の専門であるビジネスとデザインについて紹介がありました。留学生たちはその中でも特に、古いドレスや着物を新しいドレスに生まれ変わらせる本学の取り組み「アップサイクル」や、映像制作ゼミによるプロジェクションマッピングに興味を持ったようです。
国際交流センター職員が大学説明を行った後、心理学科1年生のインドネシア人留学生が体験談を行いました。本学では外国人留学生学習支援の「日本語コミュニティ」 がありとても助かっていることや、伝統文化や国際交流のサークル、ボランティア団体など5つもの活動に参加して大学生活を楽しんでいるという話がありました。その後も、学食体験で昼食を食べながら交流を深め、高校生たちは日本の大学での留学生活がイメージできたようです。
夕方には京都光華高等学校の和太鼓部の練習にも参加し、迫力ある和太鼓のたたき方を部員に教えてもらいながら、高校生同士とても楽しく交流しました。本学の特色ある伝統文化教育や手厚い留学生支援を感じていただいた一日となりました。
本学は今後も海外からの教育旅行の受入れを通じて、国際交流の活性化や外国人留学生の受入れを積極的に促進してまいります。