2025.03.12
2026年度からの男女共学化と学園名、設置校名の改称について
平素は本学の教育・研究活動推進に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび学校法人光華女子学園は、2025年2月27日に理事会を開催し、以下の改革を決定いたしました。
1. 2026年4月より、大学・短期大学部・大学院ならびに中学校・高等学校を男女共学化し、幼稚園から大学・大学院までの全ての設置校において男女一貫教育を実施できる体制に移行する。
2.学園名を「光華学園」に、大学・短期大学部・大学院は「京都光華大学」「京都光華大学短期大学部」「京都光華大学大学院」と名称変更予定。
■背景と目的
本学園は1940年の創立以来、建学の精神である仏教精神による人間教育を行い、多くの有為な女性を世に送り出して参りました。爾来、社会情勢も大きく変化すると共に男女の進学率はほぼ同等となり、本学園の取り組みが社会にわずかながらも影響を与え、女性の学習機会を拡充するという創立当初の理念は、ある程度実現できたのではないかと感じております。他方、グローバル化やデジタル化が急速に進展する現代社会においては、価値観の相違や経済格差などによる「分断」、さらには持続可能性の確保といった課題が新たに生じています。
そうした状況に鑑み、創立85周年を迎える本学園では、「これまでより良い感じになった」という実感を持てる「Well-Beingな社会を創る」という願いを掲げ、あらゆる価値観を持つ人々がともに学び高め合い、ともに輝く社会の実現に向けた人間教育と、共創する人材育成を行うために男女共学化を決断いたしました。男女の隔てなく全ての人間を対象とする仏教精神の原点に立ち戻り、本学園の伝統である「まじめさ」「寛容さ」「落ち着きのある安全な環境」を大切にしながら、これまでにはない新しいタイプの共学校を創って参ります。
■共学化の適用について
男女共学化は、2026年度4月入学生より適用となり、現在学生の皆様にはカリキュラム変更の直接の影響はなく、名称変更は2026年度からのため現1・2回生のみ対象となります。しかしながら学内全体として、より多様な学習・交流機会を作り出す準備を進めるなど、教育環境・条件を一層充実してまいります。
在学生、ならびに保証人の皆様におかれましては、共学化の趣旨にご理解いただき、今後とも本学の教育・研究活動に変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
学校法人光華女子学園 理事長 阿部 恵木
京都光華女子大学・京都光華女子大学短期大学部
京都光華女子大学大学院 学長 高見 茂
2026年度改革特設サイトはこちら⇒https://www.koka.ac.jp/evolution/