2025.07.16

日清シスコ株式会社 専務取締役らによる特別講義を実施 ―食品開発の最前線を学ぶ貴重な機会に―

本学健康栄養学科管理栄養士専攻の3年生を対象に、日清シスコ株式会社から専務取締役 上脇達也氏と開発研究所所長 岡田寿江氏をお招きし、特別講義を実施しました。

本講義は、「食品開発演習」(担当教員:青山敏明)の一環として行われたもので、食品企業の研究開発業務について、現場で活躍されている方々から直接お話をうかがう貴重な機会となりました。



当日は、同社の主力商品であるシリアルを題材に、商品の開発背景や歴史、栄養価、機能性などについて詳しい解説があり、学生たちは熱心に耳を傾けていました。講義の中では、「ごろグラ 贅沢果実」「ごろグラ 糖質60%オフ きなこ大豆」「おいしいオートミール じっくりロースト」「クラフトシスコーン」が配布され、実際に手に取りながら学ぶ体験型の授業となりました。



講義後には、学生たちが6名程度のグループに分かれ、上脇氏および岡田氏に直接質問できる時間が設けられました。商品に関する疑問や食べ方の工夫など、学生たちは関心を持った点について積極的に質問し、企業の方々との交流を楽しんでいました。



今後の授業では、本日紹介されたシリアルを活用したレシピを学生たちが考案し、次週の授業にてグループごとに発表を行います。当日は再び上脇氏・岡田氏にもご来学いただき、学生の発表に対して講評をいただく予定です。

管理栄養士を目指す学生にとって、食品開発の現場に触れる実践的な学びは、今後のキャリアを考えるうえで非常に有意義なものとなりました。京都光華女子大学では、今後もこうした産学連携による実践的な教育機会を積極的に提供してまいります。