2017.01.11

他職種を知ろう!レインボープロジェクト第2弾を開催しました

1月10日、本学学習ステーションにおいて、「他職種を知ろう!レインボープロジェクト第二弾『食事介助について 言語聴覚士(ST)のことを知ってください』」が開催されました。

レインボープロジェクトとは、健康科学部(健康栄養学科、看護学科、医療福祉学科)に所属する学生が学科の枠を超えて集まり、それぞれが目指す職種についての理解を深め合うこと、さらに学内で医療・福祉系の専門職を目指す学生同士のつながりを深める目的で、学生たちが自発的にプロジェクトとして、立ち上げ今年度から始めた活動です。

昨年11月末に健康栄養学科管理栄養士専攻の学生企画により行われた「嚥下(えんげ)調整食」をテーマにしたプロジェクト第一弾に引き続き、今回は第二弾として医療福祉学科言語聴覚専攻の学生が「食事介助について 言語聴覚士(ST)のことを知ってください」をテーマに開催しました。

当日は、管理栄養士や言語聴覚士、看護師を目指す学生たち約20名が集まり、摂食嚥下障がいを抱えた方々への介助について言語聴覚士の役割や他職種連携の重要性を学生同士で共有しました。実際に数種類の”プリン”や”きざみ食”を食べ比べ、飲み込み易い食品やそうでないものを体感したり、言語聴覚専攻の学生たちによる指導のもと食事介助の体験も行いました。

参加した学生は「言語聴覚士が食べることにこんなに関わっているとは知らなかった」「食べる行為ひとつをとっても、安全に食事ができるよう指導するのは言語聴覚士、栄養素を考慮しながら食材調理を担当するのは管理栄養士、実際に患者さんへ介助を行うのは看護師というように、各職種の役割が明確になったと同時に、各専門職間での連携がとても重要だということへの理解が深まった。」などの意見があがり、今回企画した学生たちも「準備に苦労した甲斐があり、他学科の学生たちとの交流を通して、それぞれが刺激を与え合って成長できる機会を作れたことに、とても達成感を感じている。今後もこのプロジェクトを続け、同じ大学で学ぶ学生同士成長していきたい」と熱く語りました。