2017.03.29

平成28年度大学 AP成果報告会「初年次教育のアクティブ化と学習態度・行動のアセスメント-アクティブラーナーの育成に向けて-」を開催しました

3月4日(土)、本学にて、平成28年度大学 AP成果報告会「初年次教育のアクティブ化と学習態度・行動のアセスメント-アクティブラーナーの育成に向けて-」を開催しました。

本報告会は、平成26年度に大学・短期大学部ともに文部科学省「大学教育再生加速プログラム(AP)」の採択を受け、3年目を迎えた今年度の大学の取り組み内容と成果について、教育関係の方、行政機関の方、企業関係の方、一般の方を対象にご報告する機会として、開催いたしました。

冒頭、一郷 正道学長より開催の挨拶の後、第1部として、本学教員と学生から、初年次の全学共通教育科目のアクティブラーニング化について、「アクティブラーナー育成の推進体制」「建学の精神と学び技法の修得」「情報活用力の習得」「18歳選挙権と市民性の養成」それぞれ4件の授業におけるAP成果をご報告し、それぞれの発表の中で、大学のAP事業の進捗や学習成果、今後の展望などをご説明しました。特に学生からの発表では、それぞれの授業を通して成長できた点や、身についた学びの力など、今後の学習態度、学習行動へとつながる学習成果をご報告いたしました。

第2部では、学習態度と学習成果の可視化と教育改善について、「エンロールマネジメントの視点に立ったアセスメント体系」、「アクティブラーナー水準の測定結果と教育改善」をテーマに、本学教員より、授業改善の取り組みによる学習意欲、学習行動、習熟度や学力等の学習成果の可視化についてご説明しました。

続いて行われた「パネルディスカッション-学習行動データからアクティブラーニング授業を考える-」では、第2部の学習行動、学習成果のアセスメント結果に基づく授業のアクティブ化について、山本康治先生(東海大学短期大学部 学長補佐、児童教育学科主任)にご登壇いただき、自学のお取り組みをご紹介いただきつつ、本学教員と議論しました。

報告会後の情報交換会も含め、当日は多くの方々にご参加いただき、今後本学がAP事業を推進していくにあたり、大変収穫の多い会に相成りましたこと、改めまして厚く御礼申し上げます。

引き続き、本学では大学・短期大学部で採択されたAP事業の取り組みについて、全学一丸となって推進することでアクティブラーナーを育成し、女性の社会進出が求められる時代において、社会で活躍できる女性の輩出を目指してまいります。