2018.04.11

新入生を対象に、光華教育の基礎となる学長講話を行いました

46日(金)、本学光風館において、「京都光華の学び」の初回の講義として学長講話が行われました。

本学では、大学・短期大学部の新入生を対象に「京都光華の学び」という科目を開講しています。これは、新入生の皆さん一人ひとりが自覚をもって学生生活に入ることができるよう、本学の一員としての責任や、学生として主体的に考え学ぶ力を身につけることを目的として実施しているものです。

当日は二部構成で行われ、第一部では一郷学長より、京都光華の歴史、建学の精神、校訓についての説明がありました。人との出会いの重要性や、仏教の考え方に基づく「縁起(全てのものは相対的に成り立っている。例えば、「わたし」は「あなた」がいてはじめて「わたし」になる)」の紹介に、新入生は耳を傾けていました。

第二部では「真実心(おもいやりの心)を育てるために」と題し、在学生5名より、京都光華での学びに基づく自らの経験を新入生に向けて語りました。「仏教の人間観を学び、今の自分に出来ることを一生懸命やることで、これからの自分の道が拓けていく」といった話や「周りのおかげで今の自分があるので、今度は自分が誰かの役に立てれば」といった話などが紹介されました。新入生は先輩たちが生き生きと話す姿に聞き入りながら、これから自分がどのように成長していくのかにも思いを巡らせているようでした。

新入生の皆さん一人ひとりが京都光華での学生生活を通じて様々なことにチャレンジし、また他者とのかかわりを通じて自らの理解を深め、個性を活かして社会に貢献できる女性になってくれることを期待しています。