平成30年5月30日、健康栄養学科1年生を対象とした基礎ゼミの授業において、「アスリートの立場からみる運動と栄養」として、本学の客員教授であり、2008年北京オリンピック陸上競技（４×100ｍリレー）のメダリスト朝原宣治氏による特別講義が行われました。

1年生の基礎ゼミでは、管理栄養士や栄養士等の資格・免許及び社会での具体的な業務等についてグループでの調べ学習を行い、各学習成果をまとめた報告会を実施します。専門職に対する理解を深めつつ、各方面でキャリアモデルとして活躍されている方々の講演を聴講し、卒業後のなりたい自分、目指す将来像を明確化し、大学での学びの質向上を目的としています。

今回の特別講義では、成長期の食事の大切さやドイツ留学・オリンピックでのご経験、現在行っている陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB」の取り組みなど、食事やスポーツが社会とどのように関わり合いをもっているかを分かりやすくご講義いただきました。トップアスリートとしての経験に基づく講義内容は大変興味深く、多数の学生より質問があがりました。この貴重な経験を生かし、栄養・運動指導の実践に役立ててもらいたいと思います。