2018.06.30

アテネ・北京五輪 日本代表の金村 祐美子氏による特別講義を行いました

平成3066日 健康栄養学科1年生を対象とした基礎ゼミの授業において「健康と栄養の関わりについての総合学」として、本学客員教授で、アテネ・北京五輪スプリントカヤックフォア 日本代表の金村 祐美子氏による、特別講義が行われました。

1年生の基礎ゼミでは、管理栄養士や栄養士等の資格・免許及び社会での具体的な業務等についてグループでの調べ学習を行い、各学習成果をまとめた報告会を実施します。専門職に対する理解を深めつつ、各方面でキャリアモデルとして活躍されている方々の講演を聴講し、卒業後のなりたい自分、目指す将来像を明確化し、大学での学びの質向上を目的としています。

今回の特別講義では、「スポーツの価値を高めるために~食からできることを考える~」をテーマに、さまざまなトップアスリートのエピソードを交え、人に必要なエネルギーや食材を選ぶ基準を、自身が日本、ドイツの合宿で学んだ経験、今起こっているスポーツ界の社会問題へも視野を広げてわかりやすくご講義いただきました。「身近な問題にとらわれずブレない目標を持ち、一生単位で健康な心身を養う人生設計が大切」というメッセージに加え、「運動実践指導者や管理栄養士の存在がトップアスリートに大きく影響を与える、経験を積み、感謝の心を忘れず、今を楽しんで!」とこれからを担う学生たちに大きなエールが送られました。