2018.07.05

レインボープロジェクト「コミュニケーションに困難がある人のための支援」を開催しました

627日、本学学習ステーションにおいて「多種職を知ろう!レインボープロジェクト 第6回 コミュニケーションに困難がある人のための支援」を開催しました。 

レインボープロジェクトとは、2017年度より課外ラーニングコミュニティ「学Booo(まなぶー)の一つとして活動している学生団体で、医療・福祉の専門職を目指す学生が学科・専攻の枠を超え、それぞれが目指す職種について理解を深め合うことを目的に、学生たちが自発的にプロジェクトとして立ち上げた活動です。

6回目となる今回は、「コミュニケーションに困難がある人のための支援」をテーマに、コミュニケーションに困難がある人の“伝達方法”や“伝達ツール”について、それぞれが発表し合いました。

はじめに看護学科の学生が、自らの実習活動の振り返りをもとに、「コミュニケーションをとることは、患者さんの心の声に気づくことができ、信頼関係へと繋げることができる」と発表を行いました。

続いて医療福祉学科 言語聴覚専攻の学生らによる聴覚障害の方のコミュニケーション方法について発表がありました。「コミュニケーションの方法は声だけが全てではない。目や手などあらゆる方法がある」と発表を行ったあと、聴覚障害の方が実際に利用している伝達機器の紹介がありました。

参加した学生からは、「それぞれが思うコミュニケーションの在り方は違うかもしれないが、コミュニケーションを取る上で相手を思いやることの大切さは共通していると感じた」「実際に聴覚障害の方が使用されている機械を体験して、難しさに驚いた」「声だけでなく、たくさんのコミュニケーションツールがあることを知ることができた」といった感想が寄せられました。