2018.10.01

京都府立東稜高等学校との連携授業を行いました

東稜高校2年生40名にお越しいただきました

京都府立東稜高等学校と本学は教育連携協定を結んで8年目になります。

10月1日(月)、この連携の一環として、東稜高校2年生キャリアコース所属の40名の生徒の皆さんに本学にお越しいただき、本学キャリア形成学科 高野拓樹准教授による環境学習とエネルギー問題に関する講義を受講いただきました。

本日の講義タイトルは「2018年夏、日本を襲った災害について」

講題のとおり、今年の夏は、日本列島各地で地震や大雨、台風といった大規模災害が多発する夏となりました。その自然災害の数々が地球規模の温暖化とどのように関係しているのか。また、原発再稼働の是非や再生可能エネルギーの新たな課題についての考察を行いました。
その後、東稜高校の生徒の皆さんが栽培したブルーベリーの養分を用いて、色素増感型太陽電池(DSC)の発電実験を行い、植物を用いた代替エネルギーの可能性について学んでいただきました。

高野准教授から、講義のまとめとして「人間の技術進化の背景にある、環境破壊や原発事故といった、環境エネルギー問題が表面化しつつあるなか、高校生の皆さんにはエネルギーについて考え学び、持続可能な社会を築いていってもらいたい」とメッセージを送りました。

本学では今後も引き続き、各高等学校と連携した高大接続の取り組みをさまざまな形で推進してまいります。

キャリア形成学科 高野拓樹准教授

講題は「2018年夏、日本を襲った災害について」

色素増感型太陽電池の発電実験の様子