2018.11.29

本学学生が作成した「KYOTO ユニバーサルデザイン・ガイドマップ」が京都府立京都学・歴彩館に収蔵されました

KYOTO ユニバーサルデザイン・ガイドマップvol.1、vol.2

本学ユニバーサルデザイン研究会(指導教員:ライフデザイン学科 井川啓教授)の学生が作成した「KYOTO ユニバーサルデザイン・ガイドマップvol.1(河原町・烏丸・大宮・西院 四条通編)およびvol.2(京都駅とその周辺編)」が、京都府立京都学・歴彩館に収蔵されました。

本ガイドマップは「ユニバーサルデザイン(※)」の考え方を取り入れた案内マップとして、同研究会の学生たちが現地調査を行い、京都市などの協力を経て編集・作成したもので、2017年春に四条通の河原町・烏丸など京都の中心的繁華街を対象にしたvol.1を、2018年秋に京都駅とその周辺を対象にしたvol.2をそれぞれ発行し、京都市内の観光案内所、宿泊施設や書店などに配架し、無料で配布をしています。

同研究会の取り組みは、本学独自の自由参加型のラーニングコミュニティ『学 Booo(まなぶー)』の活動にもなっており、医療福祉学科 社会福祉専攻、キャリア形成学科、ライフデザイン学科の学生たちが参加し、本ガイドマップの制作・街頭配布をはじめ、多くの人に「ユニバーサルデザイン」の考え方を知ってもらうための啓蒙活動を行っています。


※ユニバーサルデザイン…障がい者・高齢者などに配慮した「バリアフリー」とは違い、障がいの有無・年齢・能力・性別・国籍の如何を問わず、できるだけ多くの人にとって利用しやすい製品や施設、都市環境、サービスなどをつくるという考え方で、自らが車椅子利用者である、アメリカ・ノースキャロライナ大学ロナルド・メイス教授が提唱したものです。少子高齢化が進むなか、誰もが分け隔てなく相互に尊重し支え合うことこそ、すべての人にとって暮らしやすい、豊かな共生社会実現につながると考えられています。

ユニバーサルデザイン研究会