2018.12.27

「LGBTへの理解を深めてほしい」という思いを持った学生が自ら企画した講演会「性の多様性を知る〜寄り添える関係づくり〜」を開催しました

12月7日(金)、本学 短期大学部ライフデザイン学科の正課科目「ライフデザイン総論」において、LGBTの啓発活動を行なっている大久保 暁 氏による「性の多様性を知る〜寄り添える関係づくり〜」を開催し、ライフデザイン学科の1年生約100名が参加しました。

本講演会は、自身がLGBTであることをカミングアウトしている学生が中心となって企画した講演会であり、「LGBTへの理解が深まってほしい」という思いのもと、開催されました。

講演会では大久保氏により、LGBTの基本的な知識をご説明いただいたうえで、LGBTに対する社会的な取り組みの紹介や、LGBTをカミングアウトされた時の対応などお話いただきました。参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾け、質疑応答では、多くの質問を投げかける学生の姿が印象的でした。

講演会の最後には、「性については、自分がどうしたいかが一番大切。互いの個性を尊重し違いを認めることも重要。」と、学生へ訴えかけました。

講演会に参加した学生からは、「さまざまな考え方を持った人がいることが理解できた。受け入れることが大切だと思った」「今回の講演を聞いて、全ての人が過ごしやすい世の中になれば良いと思った」などの感想があり、性の多様性について理解を深めるとても良い機会となりました。