2019.01.04

「京都光華高等学校」と本学「看護学科」の高大接続プログラムを実施しました

1126日と1213日の2日間、京都光華高等学校と本学看護学科との高大接続プログラムを実施しました。

本高大接続プログラムは、看護師を志望する併設の京都光華高等学校の生徒の皆さんに本学看護学科で実際に行われている授業に触れる機会を提供することで、学習に対する意欲を高め、進路選択を支援することを目的としています。

今回、高校1年生は盛永 美保 准教授らが担当する看護学科2年生必修科目「成人看護学演習Ⅰ」の演習風景を見学しました。当日の演習内容は、「気管内吸引」「心電図の取り扱い」「血糖測定」「インスリン注射」と多岐にわたる内容で、高校生たちは先生や学生から説明を受けながら、熱心に見学している様子が見られました。

高校2年生は盛永 美保 准教授による特別講義「看護系大学の選び方」を受講しました。特別講義は、看護師を養成する大学・短大・専門学校それぞれの違いや自分に合った進学先を見つけるためのポイントなど、これから進路を本格的に考える生徒たちにとって非常に参考となる内容となっていました。講義の中では、「大学3年次に実施される領域別臨地実習の実施期間に注目した方が良い」など具体的なアドバイスが多くあり、生徒たちは真剣な面持ちで、先生の話に聞き入っていました。

本高大接続プログラムは、年に2回(前後期各1回)開催されており、今回は2回目の開催となりました。高校1年生は今回、初めての演習見学であったため、初めは緊張した様子でしたが、時間が経つにつれ、先生や在学生に積極的に質問をしており、看護師を目指す先輩の姿を見て刺激になっている様子が印象的でした。また、高校2年生にとっては、本格的に自身の進路について考え始める時期であり、今回の特別講義の内容はとても参考になっったようで、「国立と私立はどちらが良い?」など将来を具体的に見据えた質問をするなど、生徒たちのモチベーションが高まっている様子が見受けられました。

今後も本学では、京都光華高校と双方の教育に係る交流、連携を通じて、一層魅力ある高校教育及び大学教育を実現することを目指していきます。