2019.02.20

中国河南大学と高齢者看護についての相互交流を行いました

212日~218日、中国河南大学から10名の研究者、大学院生を本学へ招へいし、日中間の高齢者看護についての共同研究の深化を目的とした相互交流を行いました。

本プログラムは、これまでにさまざまなテーマで日中両国の共同研究を行ってきた実績を持つ本学大学院看護学研究科および看護学科の呉 小玉教授と本学国際交流センターが中心となり、国立研究開発法人JST「さくらサイエンスプラン(日本・アジア青少年サイエンス交流事業)」の採択事業として実施されました。

滞在期間中、本学大学院看護学研究科の院生と教員を交えた両国間の事例に関するディスカッション、京都認知症総合センターや特別養護老人ホームへの訪問、医療教育機材開発メーカー「株式会社京都科学」における高齢者ケア援助や看護技術のシミュレーターモデルや模擬教材等の見学など、さまざまな体験を通して、日本の病院や地域社会における高齢患者への看護理念や方法に触れていただきました。

今回の学びを生かして、中国文化に適した慢性疾患リスク評価システムが構築されることを期待しています。