2019.04.12

キャリア形成学科の学生団体「京都光華女子大学Act」が女子学生による投票率向上を目的としたプロジェクト活動を行っています。

キャリア形成学科でソーシャルマネジメントを学ぶ3年生の学生 8 名(指導教員:乾明紀 准教授)で結成されたプロジェクトチーム「京都光華女子大学 Act(アクト)」が統一地方選選挙(2019年4月7日、21日投開票)に合わせ、「模擬投票」や「勉強会」を企画・開催しました。

 

本学では、2年前の参院選から、同学科の学生たちが中心となり公開座談会や模擬投票イベントなど、女子学生による投票率向上のためのプロジェクト活動を続けております。

今回の選挙においても、「女子学生に政治への関心を喚起」「女子学生の統一地方選挙の投票率向上」を目的に、元市議や元副市長による勉強会や「あなたの心に響いた女性偉人の名言は?」というテーマで模擬投票を行いました。

 

勉強会は計3回実施し、元堺市議会議員の久保田 暁 氏や元京都市副市長の藤田 裕之 氏をゲストとしてお招きし、議員から見た「議員」と行政(副市長)側から見た「議員」についてお話しいただき、政治について学生たちと議論を交わしていただきました。

お二人からは、選挙についてのお話に加え、家庭と仕事の両立やキャリア形成についてのお話などもしていただき、普段なかなか聞くことができない話に学生たちは熱心に聞き入っていました。お二人の話を聞いて、学生は「選挙・演説に対するイメージが変わった」といった感想を述べたり、選挙への疑問・不安を出し合ったりし、選挙に対し活発な議論を行いました。選挙の話だけでなく、家族の話や過去の失敗談なども交えながらお話をしていただき、学生たちは楽しみながら政治への関心を深めることができました。

 

模擬投票では女子大生ならではの視点で、同年代の若者世代に選挙を身近に感じてもらえるよう偉人の名言に投票するという形で実施しました。投票手順や選挙の仕組みを本番さながらに行いつつも、自分が良いと思う名言に投票するというシンプルな方法であったため、学生たちには気軽に参加してもらうことができました。当日模擬投票を行った学生は「投票は難しいと思っていたが意外と簡単だった」と投票に対するイメージが変わった様子が伺えました⁺。

 

本活動は、京都市選挙管理委員会が京都市議会議員一般選挙及び京都府議会議員一般選挙の周知と投票参加を呼び掛ける自主的な取り組みに対して支援金を交付する「啓発活動支援事業」に採択されております。

 

今後も本学では“女子学生による女子学生の投票率向上”を目指して活動してまいります。