2019.11.29
本学と峰山高校で遠隔教育システムの実証研究が行われました。
本学と峰山高校で遠隔教育システムの実証研究が行われました。
11月15日(金)、キャリア形成学科 乾 明紀 准教授(専門:シティズンシップ教育、探究学習、キャリア教育)の個人研究室(京都市)と峰山高校(京丹後市)を「SINET※1」で繋ぎ、遠隔教育システムの実証研究が行われました。乾准教授と峰山高校は文部科学省が進める「学校ICT環境整備促進実証研究事業※2」に携わっており、遠隔教育システムを活用した授業の可能性について研究が行われました。
当日は、高校生たちの探究学習に関するプレゼンテーションをシステムを介して乾准教授が聴講し、講評するといった形で授業が進められました。プレゼンテーションは3チームに分かれ、それぞれ「高校生のダイエットの必要性について」「地域が盛り上がるイベントについて」「海水浴の危険性について」といったバラエティに富んだ内容で行われました。チームの発表ごとに乾准教授が講評し、「調べ学習」ではなく「探究学習」へと内容を深めるポイントや今後の学習の進め方で注意すべきポイントなどについて指導しました。
授業終了後には立ち会われた京都府教育庁・NTT西日本の方たちと効果と課題についても話し合いが行われ、今回の連携授業は実り多い内容であった様子が見受けられました。
本学では今後も高大連携を推進し、多様性ある学習環境や専門性の高い授業が実現できるよう様々な活動を進めてまいります。
※1…国内外の大学や行政機関大学等の研究機関同士を繋ぐ超高速回線
※2…多様性のある学習環境や専門性の高い授業の実現等、児童生徒の学びの質の向上を図るため、遠隔教育システムの導入促進に係る実証事業