2020.03.21

ICT機器を活用した教育の推進に取り組んでいます。

本学は授業においてスマートフォンやタブレットなどのICT機器を活用した教育の推進を全学的に力を入れて取り組んでいます。

 例として、授業支援アプリ「ロイロノート※」を活用した授業を展開しています。

 ロイロノートとは、教育機関を中心にICTを活用した教科学習として実践されている授業支援アプリのことです。

 教材の配布や質疑応答を、タブレット端末を使って行うことで、学生と教員のコミュニケーションを活性化させ、学生たちが主体的に自分の言葉で説明できる能力を養い、「思考力・判断力・表現力」を伸ばすことができます。また、総合的な学習のみならず、基礎・基本の習得にも効果を発揮しています。

 本学看護学科では、その機能を学生の看護技術の定着・向上のために活用しています。学生自身が互いにベッドメーキングなどを行っている様子を、タブレット端末を使用して撮影し、その動画を基にアプリ上で学生同士が技術を評価し合います。教員が全員の動画を確認することもできる他、アプリ内でプレゼンテーション資料を作成することもでき、これまでの学習内容をまとめることができます。

 学生たちは互いの技術を確認し合い意見交換を行うことで、自分自身の技術に対しても客観的に考えることができ、技術の向上につなげています。

 本学では、こうした学生たちの積極的な学ぶ姿勢をサポートし、高度な知識と技術を身につけ、おもいやりの心で人々に寄り添うことのできる看護職の養成を目指します。

 ロイロノートを活用した授業の様子
https://youtu.be/qerwzLNU8v0
https://n.loilo.tv/ja/LNScase93

※株式会社LoiLoが開発するタブレット用授業支援アプリ