2019.12.16

私の研究 ―子どもの遊びと自己表現―

大学生の頃、近くの保育園の子どもたちが園庭や公園で遊んでいるのを眺めるのが大好きでした。小さな子どもが、世界に存在している様々なものに生き生きした好奇心を向け、時には手の届かないものや目に見えないものまでたぐり寄せようとして一所懸命になる姿はとても魅力的です。...... [続きを読む]

2019.12.04

正しさからリスク・コミュニケーションへ

大学院生の頃から、「人は何を正しいと感じるのか」に関心を持っていました。特に、為政者のとる「手続きの公正」について市民を対象とした調査を行い、実証的に検討してきました。その後、「人は、なぜ悪いことをするのだろう?」と考えるようになりました。当初は、犯罪行動を分...... [続きを読む]

2019.11.25

昔話の心理学的研究

昔話とは、口から口へと語り伝えられてきた作者のいないお話です。個人ではなく、人の共通の心を研究するのにとても良い素材です。 世界各地の昔話を読んでみると、結構似た話が多くあります。文化を超えた普遍的な共通性とともにその文化独自性があるのがとても面白いです。普...... [続きを読む]

2019.11.06

今研究していること

専門 社会心理学  社会的認知研究の理論と手法を用い、母親が不適切な養育行動に至るメカニズムの解明を目指しています。具体的には、母親が子どもや養育に対し被害的認知(例、子どものために自分のしたいことができない)を持つと、子どもに不適切な養育態度をとりがちであ...... [続きを読む]

2019.10.24

心理療法と身体

カウンセリングや心理療法の実践に関心があり、そのなかでも特に身体ということに着目しています。カウンセリングではカウンセラーがクライエント(相談者)に「共感」することが大事、とよく言われます。しかし実際のところ、相談する当の本人も、自分の悩みや苦しみについて、う...... [続きを読む]

2019.10.09

カウンセリングセンターの親子教室について

後期の授業が始まりました。 後期からは、研究科の先生方に今現在されている研究や活動について、紹介していただこうと思っています。また、カウンセリングセンター事業の「親子教室」の活動の様子も紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いします。          ...... [続きを読む]

2019.08.10

京都光華女子大学大学院心理学研究科の特色その3-カウンセリングセンターについてー

8月4日に行った大学院説明会にはたくさんの方に参加していただき本当にありがとうございました。 本大学付属臨床施設であるカウンセリングセンターは、「子どもと女性の心により添う」相談室として、相談活動を行っています。カウンセラースタッフは全員女性ということもあり...... [続きを読む]

2019.07.22

京都光華女子大学大学院心理学研究科の特色その2―研究指導について―

特色その1の「親子教室」は子育て支援として地域貢献にも役立っている一方で、大学院の内部実習の一つとして重要な役目を持っています。1年生の間に、「ひかりっこ」と「こもれび」をそれぞれ実習として体験します。  大学院の学びの中で、実習とともに重要なものとして、修...... [続きを読む]

2019.07.08

親子教室11周年記念シンポジウム「今ドキの子育て事情・子育て支援」を終えて 

2019年6月30日、カウンセリングセンター親子教室では11周年の記念シンポジウムを開きました。雨天にも関わらず参加してくださった皆様どうもありがとうございました。 第1部では徳田が「臨床心理士の子育て支援-親子教室をふりかえって」というテーマで講演しました...... [続きを読む]

2019.06.24

京都光華女子大学大学院心理学研究科の特色その1 ―カウンセリングセンター事業「親子教室」についてー

附属カウンセリングセンターは、地域支援事業として、親子関係の支援「ひかりっこ」と子育て支援「こもれびスペース」を開催して、本年度で12年目を迎えます。  心理の専門職が、地域に開かれた子育て支援を行っているのは、女子大の大学院らしい取組みではないかと思います...... [続きを読む]

2019.06.14

心理学研究科ブログ開設のご挨拶

この度、心理学研究科のブログを開くことになりました。  このブログでは、大学院のお知らせや活動、大学院附属カウンセリングセンターの事業、親子教室の活動などをお伝えしようと思っております。このブログで本大学院の特色をより詳しくお伝えできればと考えております。 ...... [続きを読む]