2023.03.22

産官学連携で企画した日本酒の無料試飲会を開催

null


本学では、学生がテーマ選択して学ぶ、自由参加型のラーニングコミュニティ「学Booo(まなぶー)」を展開しています。アドバイザーの教職員とともに、学年や学科を超えて同じ興味を持った学生が定期的に集まり、少人数グループで活動しています。

近年、日本国内における若者の日本酒離れの傾向が見られる中、京都の伝統産業の一つ、京都伏見の酒蔵の売上が年々減少しつつあると言われています。

そこで、本学キャリア形成学部の学生有志7人と担当教員(呉 鴻 講師、金治 宏 准教授)が、若者の日本酒ファンの獲得と伝統産業としての酒造りを継承することを目指し、学Booo「酒づくりと人のつながり」を結成。京都伏見の酒蔵 招德酒造株式会社と共同で女性に好まれる日本酒を開発しています。このプロジェクトは京都府が主催する「きょうと府内定着等推進事業」の企業PBL事業に採択されました。

酒造の蔵元 木村紫晃氏による講義や酒蔵の見学、女子大学生への調査等、約一年間の活動を通して、2023年3月に、京都光華女子大学の大学名にちなんだ「光HIKARI」と「華HANA」の二種類の日本酒が誕生しました。それぞれ300mlの小容量で、「光HIKARI」はすっきりとした口当たりの飲みやすい仕立てとし、「華HANA」はしっかりした味わい仕立てとしています。

  

  

この度、地域の方を無料招待する試飲会を3月26日(日)に開催いたします。若い女性はもちろん老若男女を問わず幅広い方の試飲の感想を調査し、次年度の改善に活用します。この活動は、今回の日本酒開発を通じて京都の伝統産業としての酒造りを継承するZ世代の開拓と、普段日本酒に触れる機会の少ない若い女性ファンの獲得を狙いとしています。

試飲会の詳細については、こちらをご覧ください。