2018.07.30

本学 言語聴覚専攻 2年生 青野 浩美さんの著書「わたし“前例”をつくります」読書会を行いました

7月11日(水)、本学 学Booo「読書サークル・ビブリオフィリア※」において、メンバーである言語聴覚専攻 2年生 青野 浩美さん著書の 「わたし“前例”をつくります」の読書会を行いました。

※学Boooとは、教職員が個々の発想で企画したテーマのもとに、興味関心を持った学生が集まり活動する自由参加型の学習グループ。

青野さんは、原因不明の神経性難病で気管切開に踏み切った「声楽家」としてコンサートや講演などの活動をするとともに、現在は、本学で言語聴覚士を目指しながら、日々勉学にも励んでいます。

読書会では、メンバーの学生たちが「気管切開したのに、歌うことを諦めない青野さんの姿に感動しました」など、青野さんの本を読んでの感想や、印象に残ったことなどを発表しあいました。

それに対して、青野さんからは、「元々深く考えることは苦手。気管切開した時は悩めば悩むだけマイナスに考えてしまったので、それなら、歌うことを諦めず、前例がないなら作ればいいと思った。」と語りかけ、学生たちは青野さんの前向きな姿に感動していました。

また、この学Boooのメンバーは、言語聴覚専攻や看護学科の学生が多いことから、患者・医療者の目線から見た「医療現場におけるコミュニケーションの重要性」について、活発な意見交換が行われるなど、中身のある充実した時間となりました。

学Booo HPにも当日の内容が掲載されていますので、そちらもご覧ください。
https://www.koka.ac.jp/manabooo/year2018/book2018/