2016年度 お金を学Booo

不動産の鑑定評価方法、登記記録の記載内容、宅地建物取引業や売買契約に関する内容を中心に勉強しました

2016年11月24日

土地を取得して、いざ家を建てるときには、その土地の面積を好きなだけ使って家を建ててもいいわけではありません。つまり、各土地の建ぺい率(土地面積に対する建物面積の割合)や容積率(土地面積に対する建物延べ面積の割合)が建築基準法によって決まっています。また、道路の幅(幅員)も同様に定められています。FP3級では、このような土地活用に関する計算問題が出題されます。

ちなみに、京都には先斗町に代表されるように、狭い路地に面して建物がひしめき合って立っている場所がたくさんあります。これらは、建築基準法に違反しているわけではなく、同法律ができる前に建てられたものです。従って、もし、火事などで建物を失ってしまうと、再びこれまでのような風情ある景色を再現することはできません。少し複雑な気分になります…。