2015年度 「磨け、知性」苦手な時事問題を得意に変える!!

「将来の日本のエネルギー構成」について考えました

2015年12月18日

この日は、今月12日に合意に達した地球温暖化防止のためのパリ協定について、みんなで考えました。
先進国も途上国もすべて参加して、気温の上昇を2度以下におさえることや、今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることなど、この協定の持つ画期的な意義を学ぶととともに、再生可能エネルギーの技術開発と利用に世界各国が取り組んでいる中で、日本の取り組みは十分かどうか、を検討しました。
そして、地球を守るために、将来の日本のエネルギー構成はどうあるべきか、どのようなライフスタイルが求められるのかなどについて考えました。

「就活、来年から6月解禁へ変更」について考えました

2015年12月11日

この日は、「就活、来年から6月解禁へ変更」を取り上げました。
去年までの4月解禁が今年、8月解禁に変更されておきた混乱の様子と、その原因の分析。そして来年から6月に変えようとする経団連や企業の人事担当者の本音の部分を解説しました。来年の就活がもう間近に迫った大学3年生、短大1年生を中心に、熱心に聞き入っていました。

グローバルな時代が日本に求めるおもいやりの精神のあり方について考えました

2015年12月4日

この夏から続く膨大な数のシリア難民。パリのテロ犯の一部が、その混乱に紛れてシリアからパリまで来ていたことで、欧米で急速に難民への拒否感が急速に広がり、これに対して人道面から強い批判も起きました。一方、日本は難民にどう対処しているのだろうか?

受け入れにきわめて消極的な日本のその実情を映像で紹介しながら、グローバルな時代が日本に求めるおもいやりの精神のあり方などを考えました。

パリの同時テロについて考えました

2015年11月27日

この日は、パリの同時テロを考えました。

テロ犯のほとんどが、ヨーロッパ生まれであるのに、どうしてISの影響を受けてテロに走ってしまったのかをみんなで考えました。開かれた社会を目指すヨーロッパの理想の陰で、移民の子弟たちからテロリストが生まれていく背景を学びました。

「一人っ子政策」について考えました

2015年11月6日

この日は、中国が廃止に踏み切った「一人っ子政策」について、考えました。

まず、一人っ子政策を始めた歴史的経緯からはじまって、長年続いた一人っ子政策で一人の子どもが2人の親、4人の祖父母を支えなければならない世代間のアンバランス、男の子を尊重することから生まれる男女比のアンバランスなど、一人っ子政策がもたらした深刻な社会問題を学びました。

子どもを産む産まないを決めることは、女性のもっとも基本的な人権です。ある学生から「中国で起こっていることだから関係ないと今まで思っていたが、一人の女性としてきちんと考えていかないといけない問題だと思った」という感想が寄せられました。