2021年3月19日
緊急事態宣言の発出のため1月は実施できなかったKOKA☆オレンジサロンを、3月13日に京都アスニーで開催しました。換気やソーシャルディスタンスの確保など、感染予防対策を行い、学生はリモートで参加しました。
久しぶりにお会いする来場者の方々と、再開・再会できたことを喜び、いつものように介護予防の体操、脳トレをすこやか元気サポーターさんについて行った後、「マスクとソーシャルディスタンス~それでも豊かにコミュニケーションしたい」のテーマで、本学医療福祉学科言語聴覚専攻の高井小織先生による講話がありました。その中では、マスクをしていても、ことばの初めの子音を強調するなど、少しの工夫で伝わりやすい話し方をすることや、表情やうなずきもコミュニケーションには大事なこと、また最近の補聴器事情なども教えていただきました。
その後、リモートで参加した学生から来場者への質問コーナーや、ことばの体操・歌のコーナーなどをみなさんと一緒に楽しみました。
学生は、事前の練習を重ねて、リハーサルの時よりもゆっくり・はっきり話すことができていて、リモートでも伝わりやすいプレゼンテーションになっていました。振り返りでは、「自分の声がどれだけ届いているかわからなかったので、なるべく大きい声でゆっくり話した」「笑顔で行うことを心掛けた」「リモートだったので、手元の資料をすぐ見ることができ、思ったよりもスムーズに展開できた」などのコメントがありました。
学生も対面で来場者の方とコミュニケーションをとれる時期が早く来ることを願っていますが、コロナ禍でもリモートを活用して何とかサロンに参加することができ、自分の話し方・伝え方の振り返りができたことは収穫でした。