2013年12月19日
3日間にわたり繰り広げられたクリスマス限定商品『シュトーレン』の学内試食販売会の模様を紹介いたします。
「時間がなければ創り出せばいい」を信じ、忙しい中でメンバー達は準備を重ね、期待と不安を胸に迎えた初日。振返れば、学内の2カ所のレストランでビラ配り他学科の友人仲間達への声かけ、先生方の研究室と学園事務局オフィスに乱入(いやちがった)お邪魔し積極果敢なプロモーション。チラシを見た人は一様に「これ何!なに!ナニ!」って反応してくれて、それがまたうれしくて。もう一生懸命説明しちゃいました。
トナカイやモンスターのカチューシャをつけた教職員の存在も大きかったと思います。おかげで理事長への突撃訪問という過酷?なキャンペーン活動も乗り越え今日を迎えることできたのですから。
でも、なんてったってここ一番の時に傍にいてくれる南先生。この方の存在はやはり大きいです。
ともあれ、今までの成果が試される3日間をついに迎えた訳です。
アーッ!!仏様!ご先祖様(そして少しだけ神様)、どうか今日から3日間の試食会にたくさんの人が来てくれますようにと念じながら初日は店出しに汗をかきました。
緊張の裏返しか。はたまた生来の性格のなせる技か、試食会スタートの掛け声を威勢よく張り上げる一人のメンバーのパワーに吸い寄せられるように一気に人の波が押し寄せ、2本用意した試食用のシュトーレンがたちまち無くなると言う事態に!。しかも開始20分後に無くなると言うことを一体誰が予想できたでしょうか?
これもキャンペーン活動の成果であることは事実。
うれしいことに試食用の小さなカットを口に入れた人同志が顔を見合わせ頷きながらペンを持って申込用紙に向かう様子はもう感動ものです。
それを見て熱いものがこみあげてきたのはほかならぬ学生メンバー達。
シュトーレンがどんなお菓子かを体験してもらえただけでなく、注文も受け付けることができたことで、シュトーレンの魅力を端的にアピールするべく応援に来てくれたメンバーのやる気の炎にもさらに火がついたようです。
自分達の活動の成果が目に見えるカタチで感じることができたのが、モチベーションに大きな影響を与えるようです。
かしの木学園の利用者さん達が手間暇かけて一生懸命(生きがいを感じて)作ったシュトーレンを紹介する訳ですから、学生達は自然に力が入りますが、試食会を企画し、やっとの思いで準備し実現に漕ぎ付けただけに、予約いただいたことはとてもうれしいことだったと思います。
2日目も初日のテンションを維持しながらたくさんの学友達に美味しさを紹介。
そして最終日の販売会には、かしの木学園の施設長とパン職人さんが来学され、
20本用意したシュトーレンを二人の前で完売することができました!
みんなほんとによくやりました。
日頃お世話になっているあの先生が、顔見知りの友達が、「シュトーレンって美味しいね」と言ってくれたことが彼女らの苦労を労ってもくれたようです。
素敵なクリスマスのお供にシュトーレンをと声を張り上げ頑張ったメンバー達。
でも実は一番素敵な贈り物をもらったのは当の彼女達かも。
今回は成功したと言っていいと思います。
来年は、いよいよ企業さんの軒先をお借りしての販売会。
今回のように上手くいかないかもしれませんが、我らが学生&教職員メンバーは「行動する」ことで、前進してまいりたいと存じます。皆さま、どうか引き続き三方よし販売実践の活動を応援してやってくださいませ!