2022年度

展示会イタリアITMA 出展に向けて制作中

2023年3月31日

カトーテック株式会社との連携企画で、同社が2023年6月に出展する、世界で最も影響力のある繊維および衣料最新技術の展示会イタリアITMAで着用するユニフォームと、展示ブースを装飾する暖簾、和傘の制作をおこなっています。

ユニフォームデザイン制作は、キャリア形成学科3年2名、心理学科1年2名が担当しています。4月末の完成に向けて引き続き頑張ります!

3月の活動(さまざまなイベントへの参加)

2023年3月31日

3月は、大学でのオレンジサロン開催の他に、学外でのさまざまなイベントに参加しました。

3月1日には右京区役所で行われた「まちづくり区民会議」で、今年度の活動についてポスター発表を行いました。この会議は、右京区まちづくり支援制度の助成を受けた団体の方が集まっておられ、オレンジサポーターズの活動を知っていただくとともに、他の団体の活動を知ることもできる貴重な機会になりました。

3月19日は、嵯峨の大覚寺の近くで開催されている「ともつくカフェ」さんにお邪魔しました。学生は、参加者の方々と絵手紙づくりをしたり、お昼はみなさんでカレーライスを食べたり、午後には出張サロンとして、お口の体操やことば遊びをしたり、盛り沢山な内容で、楽しい一日になりました。参加した学生の振り返りを紹介します。

「どんなサロンだろうとワクワクしながら見学させていただきました。知らない方ばかりでお話しできるか不安でしたが、参加されている方はほんわかした方が多く、すぐになじむことができました。みんなでご飯を食べたり、何かを作ったりすることが新鮮で楽しかったです。地域にこんな場所があると素敵だなと思いました。」

「発声のトレーニングなどをしたとき、皆さん積極的に取り組んでくださったのがうれしかったです。コロナの規制が緩和されているので、色んなサロンに行ってトレーニングなどを広めていきたいなと思いました。」

3月25日には、三条会商店街で開催された「やわらか和菓子紹介イベント」に参加しました。今回紹介したやわらか和菓子は、加齢やご病気で飲み込む力が低下した方でも食べやすい和菓子で、本学が京介食推進協議会さんと連携して開発・広報を進めてきたものです。コロナ禍の前には、大学でのサロンでも紹介していました。久しぶりに試食イベントを開催することができ、学生もスタッフとして手伝いながら、やわらか和菓子の試食体験ができました。

また、3月28日には、オレンジサポーターズの学生が内容を考案し、嵯峨美術大学の学生さんにデザインをお願いしたパンフレット「オーラルフレイルを予防しよう!」が完成して、指導してくださった嵯峨美術大学の藤田先生がお届けくださいました。コロナ禍で制限されてきた学外での活動も再開できるようになったので、このパンフレットを活用して、また次年度も「いつまでも美味しく食べること」の支援に取り組んでいきたいと思います。

今年度の締めくくり

2023年3月31日

今年度の締めの会として、春の日差しのもと、屋上庭園でお話ししました。

近況報告や、最近読んでいる本などについて楽しく話すことができました。来年度やりたい活動についてもいろいろアイデアが出たので、来年度も引き続き本の魅力を伝える活動をしていきたいです。

3/28 すももクラブ訪問

2023年3月31日

朝は冷えましたが、日中はぽかぽか陽気、桜も満開の中、地域活動支援センター すももクラブを訪問しました。すももクラブは、「「すももクラブ」は2005年に、失語症の方の任意の交流の場として始まりました。それからの10年というものは法律がたびたび変わり、支援費制度の時には身体障害者デイサービス、そして自立支援法の時には地域活動支援センターと時代に応じて変身をしながら、一貫して失語症の方の社会参加を目指して地道に活動を続けてきました。」とホームページにあるように、言語聴覚士の方々が失語症の当事者さんの交流の場を確保するため、頑張って続けてこられた場です。

 コロナで訪問が途絶えていましたが、久しぶりに訪問させていただき、学生と利用者さんの交流もできて、楽しい時間となりました。

以下、参加学生の感想です。

【W.K.】

大阪府十三にあるすももクラブさんに言語聴覚専攻の学生2名と先生2名で訪問させていただきました。

私は今回初めて参加させていただいたのでとても緊張しました。

すももクラブさんでは新聞記事を用いてコミュニケーションを行っていました。皆さん興味を持って聞かれているのを見て私は社会的な話題もコミュニケーションに繋がるため、ただ単に言語聴覚士になるために必要な知識を学ぶのだけではなく、ニュースや新聞に目を通すことも重要であるなと思いました。

自己紹介では名前、出身地、言語聴覚士を目指そうと思ったきっかけなどを言いました。言葉では伝わりにくいこともあるのでホワイトボードに書きながらお話をしました。お話するときにあまり文章を長くしすぎないようにすることを心掛けました。

学生から利用者さんへの質問で皆さんの趣味をお聞きしました。

墨画やビール手芸、油絵など様々で実際に作品を見させていただいたのですが、どの作品もとても上手に書かれていました。

失語症の方は右半身麻痺になる場合もあります。利用者さんの中にも右半身麻痺の方がおられたのですが、左手で書いたとは思えないほど上手でした。

利用者さんのコミュニケーション方法は十人十色でした。電子メモを使用している方や紙に絵をかいて情報を伝える方、言葉で伝える方もおられました。このようなことから私は一人一人にあったコミュニケーションのとり方が異なるため、一人一人に目を向けることが大切であると感じました。

【W.Y.】

今回はすももクラブさんに訪問させてもらいました。初めて行くところでしたのでとても緊張していたのですが、みなさんとても優しく明るかったのでとても楽しかったです。皆さんと関わっていく中で失語症のことだけではなくたくさんのことを知れました。

芸術などとても多彩な方々で作品もすごく上手で綺麗ですごいなと驚きました。

また訪問したいなと思いました。