2017年度 目指せ!マスコミ就職~作品視聴法の習得~

映画「ニューシネマパラダイス」を視聴しました

2017年7月28日

第4回のこの学Boooとしては最後の作品視聴は先生大推薦の「ニューシネマパラダイス」でした。先生によると先生が大好きな作品でラストシーンがたまらない作品だそうです。早速視聴開始、今回はところどころで先生の解説が入ります。最初に紹介されたのは、この映画の音楽は絶対に聴いたことがある!でしたが、確かに、再現VTRの回想シーン等でよく使われる音楽でした。映画はイタリアのシチリア島の小さな映画館が舞台です。その1950年代、映画が娯楽の王様だった頃の映画好きの少年と映写技師の友情を中心に描かれ始めた作品は、やがて青年になった主人公の恋愛、そして…大人になり映画監督になった主人公の元に映写技師の死が知らされます。久しぶりに帰ったふるさと、そして、映写技師が残した遺品。先生のいう通り、ラストは涙なくして見ることはできませんでした。今回も前回同様、ラスト前で映像を止めてラスト予想をしましたが、誰も当たりませんでした。視聴後派、先生からどこにネタフリがあったか、そして、この作品はもともとあと40分ほど長い作品があり、途中のストーリーがさらに詳しく描かれていることも教えてもらいました。話を聞くうちにそちらの作品も見たくなりました。これこそが先生の言う芋づる式視聴でなんですね。

映画「イニシエーションラブ」を視聴しました

2017年6月16日

第3回の作品視聴は、学生からリクエストした前田敦子主演の「イニシエーションラブ」でした。ラストのどんで返しがなかなかいけてるということで、先生も含めラストを想像しながら視聴しました。先生によるとこの視聴方法こそマスコミ関係者がついついやってしまう視聴法だそうです。ラスト前にいったんDVDを止めて、トイレ休憩&ラスト予想を発表しあうという試みをしました。そして、いざラストへ!

どんなラストだったかは書きませんが、さすがに先生は非常に近かったです。最後に

監督や脚本家がネタフリをまぶす場所やその手法を教えてもらって終わりました。

映画「12人の優しい日本人」を視聴しました

2017年6月2日

第2回目作品視聴は、劇参加の三谷幸喜さん原作の「12人の優しい日本人」でした。まず、先生からこの作品はアメリカの往年のスター、ヘンリー・フォンダ主演の「12人の怒れる男」をモチーフに三谷さんが舞台用に描きおろし、それを映画化したものであることを教えてもらい。そこから1つの興味から次々に視聴を広げていく

「芋づる式視聴」について教えてもらい、視聴をスタートさせました。内容は、陪審員性が日本に導入されたら(上映時は裁判員制も未導入)という視点で、殺人事件で起訴された被告人が有罪か無罪かを争うというものでした。さらに、先生からはトラップについて教えてもらい、最後の謎解きに関係するキーワードを前半に仕込むので

それが何かを推測しながら見るとおもしろいということで、注目しながら見たら、すごく疲れました(笑)。そして、まさか、「死んじゃえ~」という言葉がトラップであることがわかった時には思わず笑ってしました。これからも芋づる式視聴、トラップ探しを作品視聴するごとに続けていきたいです。

ドラマ視聴前解説、ドラマ視聴「男女7人夏物語」、ドラマ視聴後感想 、次回予告「映画化された舞台」

2017年5月19日

第1回目の活動ということで、担当の、放送作家でもある鹿島先生より視聴候補のドラマ3作品が提示されました。それが、「男女7人夏物語」「やまとなでしこ」「HERO」でした。学生5人の多数決を採った結果、満場一致で選ばれたのが「男女7人夏物語」でした。「さんまさんと大竹しのぶが結婚するきっかけとなったドラマ」であること「一番古くて誰もが視聴したことがない」というのが主な理由でした。早速、視聴開始、1話と2話、7人の男女の出会いから恋愛に発展するまでのプロローグを連続で視聴しましたが、ところどころに鹿島先生の解説が入るので、普段家で見ているのは全く違う視点から視聴することができました。ただ、視聴後の学生の感想が「○○○○が演じている女性がすごく嫌い」とか、「その女性を口説く○○○○も理解できない」という普段、家で見ているのと同じような感想しか出てこなかたったのは少しもったいないと感じました。これから、鹿島先生にプロフェッショナルな視点を教えてもらい、マスコミ就職につながるような視聴法を身に付けていきたいと思いました。次回は三谷幸喜さんの作品ということで、楽しみです。