2019年度

「地域活動支援センター すももクラブ」を訪問しました

2020年2月28日

「地域活動支援センター すももクラブ」を訪問しました。

すももクラブは、2005年に、失語症の方の任意の交流の場として始まりました。

法律が変わるたび、支援費制度の時には身体障害者デイサービス、そして自立支援法の時には地域活動支援センターと時代に応じて変身をしながら、一貫して失語症の方の社会参加を目指して地道に活動を続けています。

参加者は、教員1名と学生2名の計3名です。

 

≪参加学生の感想≫

すももに伺って印象に残ったことは、施設の方と入所者の方々のコミュニケーションの取り方です。
私達が話した自己紹介の内容や、フリートークでの内容をホワイトボードに書きながらお話をされているのを見て、失語症を患った方とのコミュニケーションでは、文字や絵を使うなどの工夫が必要だということを学びました。
また、体操をしているときや、質問をするときには、必ず1人ずつに声をかけ、発話を促していたことも印象的でした。
今後、失語症の方々とお話しするときには、積極的な声かけや、伝え方の工夫をしたいと思います。

 

出張オレンジサロンを開催しました

2020年2月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右京区の介護予防サロン「コミュニティサロンいきいき」さんにお邪魔して、「出張KOKA☆オレンジサロン」を開催しました。

新型コロナウィルス感染予防のため、各自が体温を測定して発熱がないことを確認し、玄関で手指を消毒して伺いました。(注:自粛の要請が発表される前でした)

最初はオレンジサロンで恒例のマック小田のマジックショーから始まりました。

参加者の皆さんにも参加していただくマジックがたくさんあり、楽しんでいただけました。

次に呼吸・発声のトレーニングとして呼吸体操、口すぼめ体操、のど仏スクワットを行ないました。今年度KOKA☆オレンジサポーターズで作成した「たべることとわたし3」のパンフレットを使用しながら、和気藹々とした雰囲気で進みました。

その後、美味しく食べる力を保ち、鍛えるための嚥下体操を参加者の皆さんと一緒に実践しました。嚥下体操は食べることに使う筋肉をほぐし、飲み込みを楽にすることや誤嚥を防ぐ効果があるということも説明させていただきました。

次に発声練習を兼ねてことば遊びと歌の合唱をしました。

ことば遊びでは私が前に立って説明し、谷川俊太郎作のことばあそびうた「かっぱ」「ねたね」「いか」を手拍子に合わせて全員でリズム良く言いました。「リズムに合わせて言えると楽しい」「意外と難しい」などの感想を聞くことができ、盛りあがりました。

歌は「おお牧場はみどり」を合唱しました。皆さん明るく笑顔で歌ってくださり、私も笑顔で楽しく歌うことができました。

最後にやわらか和菓子の提供を行ないました。今回のやわらか和菓子は羊羹でした。「やわらかくて食べやすかった」「もう1個食べたくなった」などの嬉しい感想を聞くことができました。

参加者の皆さんのお話やアンケートで頂いた意見をもとに、これからも「KOKA☆オレンジサロン」をより良いイベントになるように精進していきたいと思います。

(言語聴覚専攻1年 N

滋賀ウエディングアワード 学生審査員として活動

2020年2月20日

2/20に滋賀ウエディング協議会主催「第3回滋賀ウエディングアワード」が開催されました。

このイベントは、滋賀で活躍するブライダルプランナーが「お客様の想いをカタチにしたウエディング」の実例をプレゼンテーションし、優秀賞を決める大会です。

審査員役として本学の学生4人が参加しました。

 

発表内容は、①パワーポイントを用いて、お客様のこだわり・結婚式のポイントなどを説明(約 7分)、②説明の後、実際の挙式披露宴の模様を撮影したエンドロールの上映(約 5分)です。

学生たちはそれぞれ、純粋に心に響いた発表に投票しました。
プロのプランナーさんがプロデュースしたウエディングの実例や、プランナーさんの心意気や挙式に込める想いを直接聞くことができる貴重な機会となりました。

参加した学生も、

「8名のプランナーさんのプレゼンをみて本当に色々な結婚式があるんだな改めて思いました。また、1組1組のカップルの話を聞いて、プランをたてていったり、アドバイスをして結婚式を作っていくプランナーさんの仕事はすごく素敵だと思いました。今回は、審査員という立場で参加できていい経験になりました」

と、ブライダルプランナーへの憧れが高まったようです。

加音 西京極作業所を訪問しました

2020年2月18日

加音 西京極作業所を訪問し、4名の利用者様をご紹介いただき、言葉を増やしたいというご希望に沿って、絵本の読み聞かせや言葉のゲームを行いました。

 

参加予定の学生1名が都合で来られなくなり、教員と学生1名が作業所へ行きました。

学生が、新しい絵本「だるまさんと」と他1冊の絵本を読み聞かせしてくれました。

正式参加メンバーではない利用者さんも、仕事をしながら読み聞かせを聞いてくれて、楽しんでくれていました。

 

そのあと、教員が準備したカードしりとりと、注意にアプローチするゲーム(好きな数字を決めて、ランダムに提示される数字を聞きながら、決めた数字が来たら手をたたく)を行いました。

これが意外に難しく、教員・学生も失敗して、笑いを誘いました。集中力と記憶もしっかり使ったゲームとなりました。

 

自由会話では、北野天満宮の梅花祭、バレンタインデー、お弁当について、盛り上がりのある会話になりました。

職員さんも1人参加してくださり、熱心にメモを取っておられました。いつもは硬い表情の利用者さんが、身体を揺らして「だるまさんと」を一緒に読んでくださり、教員・学生も、本当にうれしく感じました。

 

 

エコしかクッキング 開催

2020年2月16日

京しかミーツの活動の中で一番大きな活動が、エコしかクッキングです。
毎年開催して今年は第7回です。

午前中に実習室の掃除、材料の分配実演テーブルの準備などをすませて昼食、午後から受付の準備、役割の再確認などをしました。

参加者は20人、半数はこれまでも参加経験有り、京しかミーツの卒業生も職場の方を連れて参加してくれました。

猟師さんのお話では、実際の罠猟の話や若い頃の失敗談から肉の話まで大変興味深いものでした。

シェフは鹿肉の特徴を生かした調理法についてわかりやすく説明してくださり、
そのあと包み焼きの実演がありましたので、
どれくらい焼いてから包んでオーブンに入れたらいいのか、よくわかりました。

グループに分かれての実習ではみなさん手際が良く、肝心なところはシェフに確認しながら料理されていました。
猟師の宮本さんも実習中各班を見回ってくださり、参加者の方も気さくにお話しできたようでした。
包み焼の仕上がりは各班ともシェフがチェックしてくれましたので、みなさんおいしく召し上がっていただけたと思います。

2日間、準備からあと片付けまで、みんなへとへとになりましたが、

毎年興味を持って参加してくださる方もいらして、感謝しています。

小さな活動ですが、続けていきたいなあと感じました。