2018年度 KOKA☆オレンジサポーターズ

第2回KOKA☆オレンジサロン開催

2018年12月8日

オレンジサポーターズの活動の一環である「第二回KOKA☆オレンジサロン」を
128日に開催しました。

本格的な冬の寒さを感じる朝でしたが、
前回よりも若干多い22名ほどの方が参加してくださいました。

今回も右京区で活動されている、すこやか元気サポーターさんと協力しながらの
オレンジサロン開催となりました。

恒例となりつつあるマック小田のマジックショーからはじまった今回のオレンジサロンも
「いつまでも好きなものをおいしく食べられるように」というコンセプトで進んでいきました。 

 

 

 

 


サポーターさんたちの運動・脳トレの時間では、
自宅で出来る簡単なものを笑いを交えながら、楽しく学ばせていただきました。

 

 

 



その後4つのグループに分かれていただき、
嚥下のしやすい「やわらか和菓子」のゆず餅と、ニッキ餅を食べました。
学生も一緒にグループに入って試食を行いました。

今回のオレンジサロンでは、初めて学生から、
言語聴覚専攻の学生が普段学んでいること、
言語聴覚士とはどのような職業なのかを簡単に説明させていただきました。

 

 

 



そして教員から「発声・発音」の訓練としての「パタカラ体操」は、
食べることにも繋がっている、ということを説明しました。
説明の後には、学生が参加者さんの舌の動きについて
「パ・タ・カ・ラ」を言ってもらい、評価しました。

その後、学生からお薬が飲み込みにくい時に使う「服薬ゼリー」の説明をしたあと、
参加者の皆さんに実際に服薬ゼリーを使ってタブレット(お薬の代わり)を飲んでもらう体験をしてもらいました。

 

 

 

 

 

そして最後に、発声の練習として「高校三年生」「津軽海峡冬景色」を
みんなで合唱して閉会となりました。
合唱では参加者の方も「久しぶりに歌って懐かしい」などの声が聞けました。

 

参加者の皆さんには、各グループで話を聞かせていただいたり、
アンケートを書いていただいたので、
その内容を次回のオレンジサロンに活かしていきたいと思います。

(言語聴覚2年生 U)

 

 

 

KOKA☆オレンジサロンを開催いたしました

2018年9月8日

オレンジサポーターズの活動の一環として、
「第一回KOKA☆オレンジサロン」を本校で開催しました。

あいにくの雨でしたが、20名ほどの高齢者の方々が来てくださいました。

 

右京区で活動されている、すこやか元気サポーターさんと協力して、
今回のオレンジサロンは開催されました。

 

マック小田のマジックショーと、介護予防のお話を始めとし、
いつまで美味しく好きな食事をしたいというコンセプトの元、プログラムは進行しました。

 

サポーターさんは、運動と脳トレを教えてくださいました。
家でもできる運動と脳トレで、参加者の方から「勉強になった」という声をいただきました。

 

学生からは、「食べる・飲み込むのしくみ」を身体の機能を交えて説明しました。

さらに、昨年の活動で作成したパンフレット『食べることとわたし』を使って、
食べやすい食べ物、窒息した際の対処法などを説明しました。


パンフレットの中には、「のみこみクイズ(食べにくいものはどれ?)」といったクイズがあり、
参加者のみなさんと一緒に考えていきました。

 

休憩の時間には、昨年の活動より完成したやわらかお菓子をみなさんに食べていただきました。
今回は、しそ餅とみたらし団子です。

やわらかお菓子とは、餅と団子といった食べにくいお菓子を和菓子職人さんと協力して、
味や見た目はそのままで食べやすいようにやわらかくしたものです。

参加者の方からも「食べやすかった」「もっと違うやわらかお菓子がほしい」
というお声をいただきました。

 

最後に、「ふるさと」と「365歩のマーチ」歌って終わりました。
「ふるさと」は通常のとは違って、長く伸ばして歌うバージョンで発声練習を兼ねて歌いました。
やはり、歌は楽しくみなさん元気よく歌っておられました。

 

参加者のみなさんに、今回のサロンについてアンケートをしていただきましたので、
そのアンケートを生かして今後もより良い「KOKA☆オレンジサロン」を企画していきたいです。

(言語聴覚2年生 K)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認知症カフェでのイベントに参加しました

2018年8月25日

夏休み中にオレンジサポーターズの活動として、
認知症カフェ「おれんじ庵金閣」さんにて開催されたイベントに参加しました。

わたしたちはそこでマジックや体ほぐし、歌、やわらか和菓子の紹介と提供を行いました。

最初にマック小田がマジックショーを披露しました。
来られている方々だけでなくスタッフの皆さんにも楽しんでいただけました。

次に学生を中心として、体ほぐしを行いました。
内容は手遊びや風船バレー、まき笛といった体を動かしたり、
息を吹く力を使ったりした遊びです。

中でも風船バレーは白熱し、よい企画となりました。

 

歌の時間では、「われは海の子」「浜辺の歌」といった
季節の歌を参加者の皆さんとわたしたちで歌いました。
皆さんとても大きく、はっきり歌ってくださり、元気をもらいました。

 

最後に、わたしたちが持ってきたやわらか和菓子を
参加している皆さんに食べてもらいました。

今回提供したのはヨモギ団子でしたが、
配布したアンケートには他にもいろんなやわらか和菓子を食べてみたいとの声もありました。

別のイベントのアンケートからも同じような意見をいただいているので、
今後もやわらか和菓子の取り組みに力を入れていきたいです。

(健康栄養2年生 F)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントを行いました

2018年8月24日

夏休み中の活動として、右京区の介護予防の自主グループの場
「コミュニティサロン いきいき」さんにお邪魔して、イベントを行いました。

昨年の活動で作成したパンフレット『食べることとわたし』を参加者のみなさんにお配りして、
「食べる力」のチェック、「のみこみクイズ(食べにくいものはどれ?)」、
窒息時の対応についてなどを学生が説明しました。

その後、発声を長く続けることや歌を歌うことが、
食べる力の維持に役立つことをお話しして、ご一緒に歌を歌いました。

今回の歌は「われは海の子」「浜辺の歌」でしたが、
学生は昔の歌をあまり知らないため、You-Tubeを見て練習してから伺いました。

参加者は、まだまだお元気なシニア世代の方々ですが、
いつまでも美味しいものを食べるために、
食べる力の低下について早めの対策をしていただくよう、
これからも啓蒙活動を行っていきたいと思います。