2019年度 コミュニケーション支援プロジェクト

高次脳機能障害者支援施設つむぎを訪問しました

2019年10月18日

高次脳機能障害者支援施設つむぎを訪問し、レクリエーションをしました。

【レクリエーション】

・リズムゲーム

・イントロクイズ

・すごろく体操

 

リズムゲームでは、まずジャンルを決めます。
例えば、食べ物がお題なら、食べ物の時は手を2回叩き、そのお題以外の時は胸で手をクロスにします。
瞬時に判断しなければならないため、とても難しかったです。

イントロクイズは、曲のイントロを流し、誰の何という曲かを当てるゲームです。
「歌えるけど曲名を忘れた」という意見がたくさん出ましたが、
皆さんが口ずさんで歌ってくださり、とても盛り上がりました。

すごろく体操は、すごろくの項目がいろいろな種類の体操になっているものです。
身体を動かすので、みんなでワイワイ楽しくできました。

 

どのゲームも盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

こちらの施設には何度か来ているので、私たちのことを覚えていてくださる方もいて、嬉しかったです。

次の訪問でも、皆さんにまたお会いできるのが楽しみです。

第2回失語症サロン「おこしやす」を開催しました

2019年9月28日

失語症サロン「おこしやす」を9月28日(土)(午後1時30分~3時30分)に本大学慈光館太子堂で第2回目を開催しました。
失語症の方は言葉の不自由さから、他の人とコミュニケーションを行う機会が多くありません。
このため、このサロンではコミュニケーションを楽しむ場を提供したいと思い、企画しました。

 

当日は7人の失語症当事者の方(+1人の同伴者)が参加し、自己紹介や近況報告を行い、後半ではゲームと懇談が行われました。
ゲームは本学学生が失語症の方に合わせて作ったもので、ジェスチャーゲームと身体部位の指さしを行いました。
ジェスチャーゲームは,なかなか目標語があてられなかったのですが、学生と当事者は歓声を上げて楽しんでいました。
近況報告では,当事者の方の失語症にまつわるエピソード、夏休みの旅行や趣味などを述べてもらいました。
最後は当事者の左手によるハーモニカ演奏とアカペラを聴き、「ふるさと」を合唱しました。
2時間という短い時間でしたが、当事者の方と学生は楽しいサロンを共有できたと思います。

 

以下に参加した2人の学生の感想文を掲載します。

 

失語症サロンは2回目の参加でしたが、今回はゲームを企画する側だったのでとても緊張しました。ゲームの説明の際に、内容は理解しているつもりでも、いざ皆さんの前で説明するとなるとあやふやになってしまい、声も小さくなりがちでした。次からは、ゲーム内容を紙にきちんと整理したり、声についても意識を常に持って気をつけていきたいです。
ジェスチャーゲームでは、ジェスチャーが得意な方とそうではない方に別れたので、ルールについてももう少し、難しい方にはこのようにしてもらうといったことを決めた方が良かったのかなと感じました。次にゲームを企画するときは、今回のことも踏まえて、より楽しめるゲームを企画していきたいです。(2回生HU

 

 

ジェスチャーゲームでは、皆さんルールは分かっているのについつい声で説明してしまう人が多かったです。ジェスチャーが思い浮かばない場合は、形や他のヒントを出したりして,そこそこの難易度になってよかったかなと思いました。
たまたまグループが重度の人と軽度な人で別れてしまい、もう片方のグループではジェスチャーを学生がやり、それが何かを当てるというものに急遽変更してくださいました。
お題の絵カードがもう片方のグループの方が難しいものが多かったようで、そのあたりも配慮しなければならないと感じました。
グループ分けの時に、重症度と普段一緒にいる人とはグループを分けるなどの配慮が必要だったと感じました。
グループに分けるなら重めの人、軽めの人で企画内容を少し変えられるように事前に準備しておいた方が良いと思いました。
最近あったことなどを話す場面では、話しているうちに内容がずれて話が長くなる方が何名かおられました。終わりが見えない中で話しておられるのか、本人さんの中ではゴールがあるのか気になりました。
企画のルール説明で、ルールを端的に伝える方法を考えていなかったため、説明がややこしくなってしまったので、次回はもっと簡単に伝えられるような工夫を考えようと思います。次回までに何度も参加してくださる方の名前と顔は一致させておかなければならないと思いました。
学生が考えた企画の最中に、笑顔を見せてくださってとても嬉しかったです。12月にはクリスマス会をしたいです。(2回生MY)

就労支援B型事業所「トークゆうゆう」を訪問しました

2019年8月9日

(参加学生1)

三田市の「トークゆうゆう」へお伺いしました。

2年前の4月に行われた新入生一泊研修で、まだ入学して間もない私たちを温かく迎えてくださった、失語症を持つ方々です。

一泊研修でもお会いしている、ある方に言われたことが印象に残りました。
「あの時は、学生さん、ほとんど喋らなかったよね。でも今日は、いっぱい喋ってる。」と言われたのです。
「正直、この学生さんたち大丈夫かな?と思った。」とのことでした。
一泊研修のときの私たちは、失語症というものがどういうもので、どのようなことに配慮しながら話せば良いのかを全く知りませんでした。
入学したばかりの緊張もあり、活発な発言は全くありませんでした。

そんな私たちも3年生になりました。自分たちでは、成長しているかはほとんど実感できません。
しかし、今回の訪問で、2年ぶりにお会いした方に成長を認めてもらえた気がしました。
私たちは今、目の前の実習や国試のために頑張っています。
でも、その先には、私たちがSTとして関わるであろうたくさんの方がおられます。
それも見据えて、今、しっかりと勉強しないといけないと強く思いました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参加学生2)

トークゆうゆうでは、当事者の方とフリートークをさせていただきました。

当事者の方が作られた作品をたくさん見せていただき、細かい作業部分が見られ、感動しました。
失語症の方は、右脳が活性化すると聞いたことがあったので、こういう事なんだと実感しました。

フリートークは、自分から引き出すのが難しく、まだまだ未熟だと感じました。
当事者の方の好きな事などを話すことで、自らたくさん話してくださったり、お話を膨らませることができたりすると学んだので、実習に向けてコミュケーション力をつけるために、自分から沢山話しかけていきたいと感じました。

高次脳機能障害者支援施設つむぎを訪問しました

2019年7月17日

高次脳機能障害支援施設つむぎを訪問し、
「この人誰だゲーム」「ジェスチャーゲーム」「キーワードから目標語を当てるゲーム」を行いました。

 

「キーワードから目標語を当てるゲーム」は、例えば答えがリンゴの場合「赤い、青森、甘い」とキーワードを言って、皆さんに何について話しているか当てていただくゲームです。

このゲームをやってみて、1キーワード目でわかる方もいて、とても驚きました。また、少し昔の人物を答えにしてみると、どんな活躍をしてどんな人だったのかなどを当事者の方が私たちにいろいろ話してくださり、盛り上がりました。

 

その人によってわかる速さが違い、一定の人が答えてしまう場合があったので、みんなに答えてもらうために円滑に進めるのが難しく、少し戸惑いました。次に訪問するときは、どうすればみんなでできるのか考えていきたいです。

 

 

第1回失語症サロン「おこしやす」を開催しました

2019年7月6日

失語症サロン「おこしやす」を7月6日(土)(午後1時30分~3時30分)に本大学慈光館太子堂で第1回目を開催しました。
失語症の方は言葉の不自由さから、他の人とコミュニケーションを行う機会が多くありません。
このため、このサロンではコミュニケーションを楽しむ場を提供したいと思って企画しました。

当日は8人の失語症当事者の方(+3人の同伴者)が参加し、自己紹介や近況報告を行い、後半ではゲームと懇談が行われました。
ゲームは本学学生が失語症の方に合わせて作ったもので、学生と当事者は歓声を上げて楽しんでいました。
懇談では当事者の方の失語症にまつわるエピソードや趣味などを聞いたり、当事者の方が学生にSTを志した理由を質問されたりしていました。
最後は当事者の津田達司氏の左手によるハーモニカ演奏を聴き、「ふるさと」を合唱しました。
2時間という短い時間でしたが、当事者の方と学生は楽しいサロンを共有できたと思います。

 

以下に1人の学生の感想文を掲載します。

 

1時間という短い間でしたが、ゲームやコミュニケーション、ハーモニカ演奏などを通し、失語症の方々やそのご家族と共に心から笑い合うことによって、とても楽しい時間を過ごすことができました。

ゲームでは、各グループに分かれて神経衰弱を行いました。私が担当したグループでは、最初にカードを捲った失語症の方が「よかったぁ~、数字じゃなくて」と仰っていたのが印象に残っています。やはり、失語症の方にとって数字は難易度が高いものであり、絵や漢字は比較的容易なのだと再確認しました。

失語症の方だけでなくご家族も一緒になって神経衰弱を楽しんで下さったので終始笑顔が絶えず、とても盛り上がりました。また、神経衰弱が終わった後も、失語症の方々の過去の貴重なエピソードや我々、学生にもSTを志した理由、実習での風景などについて質問して下さいました。

最後のハーモニカの演奏では、多少知らない曲もありましたが、力強く綺麗な音色で心に響きました。ハーモニカの演奏に合わせて、『ふるさと』の全員での合唱は感動的でした。

閉会の挨拶時に松田先生が喚起されていたように失語症の方には、通常より少し大き過ぎるくらいの声量ではっきりと話すことが円滑なコミュニケーションに繋がるということを失語症の方々とお話しする中で実感しました。

今回の貴重な体験を生かし、失語症の知識をより深めて今後も失語症の方々との関りを増やしていきたいです。(YH)

 

                                                   

<自己紹介の様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<神経衰弱ゲームの様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<津田達司氏>