2019年度 コミュニケーション支援プロジェクト

「地域活動支援センター すももクラブ」を訪問しました

2020年2月28日

「地域活動支援センター すももクラブ」を訪問しました。

すももクラブは、2005年に、失語症の方の任意の交流の場として始まりました。

法律が変わるたび、支援費制度の時には身体障害者デイサービス、そして自立支援法の時には地域活動支援センターと時代に応じて変身をしながら、一貫して失語症の方の社会参加を目指して地道に活動を続けています。

参加者は、教員1名と学生2名の計3名です。

 

≪参加学生の感想≫

すももに伺って印象に残ったことは、施設の方と入所者の方々のコミュニケーションの取り方です。
私達が話した自己紹介の内容や、フリートークでの内容をホワイトボードに書きながらお話をされているのを見て、失語症を患った方とのコミュニケーションでは、文字や絵を使うなどの工夫が必要だということを学びました。
また、体操をしているときや、質問をするときには、必ず1人ずつに声をかけ、発話を促していたことも印象的でした。
今後、失語症の方々とお話しするときには、積極的な声かけや、伝え方の工夫をしたいと思います。

 

加音 西京極作業所を訪問しました

2020年2月18日

加音 西京極作業所を訪問し、4名の利用者様をご紹介いただき、言葉を増やしたいというご希望に沿って、絵本の読み聞かせや言葉のゲームを行いました。

 

参加予定の学生1名が都合で来られなくなり、教員と学生1名が作業所へ行きました。

学生が、新しい絵本「だるまさんと」と他1冊の絵本を読み聞かせしてくれました。

正式参加メンバーではない利用者さんも、仕事をしながら読み聞かせを聞いてくれて、楽しんでくれていました。

 

そのあと、教員が準備したカードしりとりと、注意にアプローチするゲーム(好きな数字を決めて、ランダムに提示される数字を聞きながら、決めた数字が来たら手をたたく)を行いました。

これが意外に難しく、教員・学生も失敗して、笑いを誘いました。集中力と記憶もしっかり使ったゲームとなりました。

 

自由会話では、北野天満宮の梅花祭、バレンタインデー、お弁当について、盛り上がりのある会話になりました。

職員さんも1人参加してくださり、熱心にメモを取っておられました。いつもは硬い表情の利用者さんが、身体を揺らして「だるまさんと」を一緒に読んでくださり、教員・学生も、本当にうれしく感じました。

 

 

加音 西京極作業所を訪問しました

2020年1月24日

学生2名が、新しい絵本「だるまさんの」と「はらぺこあおむし」を読み聞かせしてくれました。

あおむしの切り抜きも作ってくれて、あおむしの動きの実演つきでした。大きな反響を呼びました。

 

そのあと、教員が準備したカードしりとりを行いました。

カードの文字理解、単語のモーラ分析ができるので、集中力と記憶もしっかり使ったゲームとなりました。

 

所長さんが「利用者さんが楽しみにしていて、今日は光華の学生さんと先生が来て、言葉の勉強をするんだと、スタッフさんに話しておられた」と言ってくださり、参加した学生の励みとなりました。

加音 西京極作業所を訪問しました

2020年1月10日

絵本は、前回好評だけましたた「だるまさんが」の読み聞かせと、利用者さんにも読んでもらう「読み合わせ」を行いました。

この反応が良かったので、急遽、変形バージョンも行いました。

話せない方も、身体で表現して参加してくださいました。

 

前回導入したしりとりは、施設の中でもやってくださっているとのことでした。

 

今回は、絵カードと文字カードで神経衰弱を行いました。かな文字の理解ができるので、新しいゲームとなりました。

 

加音 西京極作業所を訪問しました

2019年12月26日

絵本は3種類の大きな絵本を大学から借りていきました。

「だるまさんが」の絵本の反応が良く、利用者さんは、言葉や身体で反応を示してくださいました。

そのあと、しりとりに挑戦したのですが、初めてであったにも関わらず、

おもいのほか、ヒントもあまり出さずに楽しんでいただけました。

最後に、選択式で感想をお聞きしたのですが、「楽しい」という感想とともに

「リラックスした気分」とお答えくださった方も複数いらっしゃいました。