2023年度

7/10  七夕@「加音」

2023年7月21日

2023年7月10日

    今月も加音にやってきました。新しいメンバー2名も一緒です。

 7月と言えば、そう、七夕です。加音の部屋の前にも笹飾りがあり、短冊が飾ってありました。利用者さんが願い事を書いたと教えてくださいました。

 今日も、まずは絵本の読み合わせです。いつもの絵本「どんなかお こんなかお」「かおかお どんなかお」を、色々な表情を作りながら読み合わせました。

 次はふく笑いです。織り姫と彦星の顔に、利用者さんが選んだ目と口を置いていきます。目隠しをしているので、仲間の誘導が頼りです。「もっと右、上」など、真剣に誘導が始まります。どれも同じ顔にはならず、特徴のある織り姫と彦星が出来ました。

 次は、天の川に星を付けて行きます。まず、星に顔を作ります。目や口を貼ったり、ペンで書き込んだり、何とも愉快な顔がたくさんできました。シールが剥がれにくい時は「手伝ってカード」を挙げて助けを求めます。出来上がった星を貼っていったのですが、スペースが足りません。みんなで「手伝ってカード」を挙げて、「困った、手伝ってください」というと、新しい空が出されて継ぎ足されました。力を合わせて頼めば、願いはかなうのです!

 すべての星を貼り付けました。そして、七夕の歌を歌いました。2番まで知っておられる利用者さんがいてびっくりです。

 来週は祇園祭、きっと梅雨も明けて、暑い夏空がやってくるでしょう。

以下、学生の感想です。

「今回は新しくプロジェクトに参加することになった学生二人も見学という形で参加してくれました。

今回の訪問では絵本二冊の読み合わせ、彦星と織姫の福笑い、お星さまの顔作り、たなばたさまの合唱を行いました。

今回新たなアイテムとして「手伝ってカード」を持っていき、何か困ったことがあった時にそのカードをあげてもらうようにしました。

このカードを使用することで困ったことがあった時に声を発することなく、助けを求めることができます。

実際に使用してみて、カードを積極的に使う方もいればそうでない方もいました。

コミュニケーションを得意とする方もいればそうでない方もおられるので、全員が簡単かつ積極的にコミュニケーションをとることができるような方法を考えていけたらいいなと思います。」(W.K.)

「今回の加音では織姫と彦星の福笑いや星の表情作りなどを行いました。

福笑いでは、いつも積極的に発言している人達ばかりの指示になってしまい、他の利用者さんは学生が声をかけるまで発言をしなかったためもう少しみんなで指示提示できるように工夫できるように対策する必要があると思いました。」(N.K.)