2015年度 女子大生が考える鹿肉の普及活動(京しかミーツ)

エコしかクッキングを開催しました

2016年3月24日

京しかミーツが主催する「エコしかクッキング」第三弾を本学で開催しました♪
鹿に興味がある方やリピーターの方など合わせて20名ほどの参加者が集まりました。運営から受付、司会、各テーブルの担当など私たちで仕切りました。

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朝から準備を進めていよいよ始まりです!!
第一部は、本学の地域連携推進センター準教授の高野先生による環境セミナーです。
「日本はシカでいっぱい」というタイトルで、20分ほどお話をしていただきました。猟をされる方が減っていること、地球温暖化のため越冬しやすくなっていることなど、シカが増え続ける理由がたくさん挙げられていました。食料を求めて森の緑を食べつくし、農作物の被害が大きい問題についても改めて考えることができました。しかし、私たち人間にも原因はあります。人間とシカがうまく共存できるよう、考える必要があることもわかりました。

続いて第二部は、本学の客員教授でもある藤本先生による「おいしかヘルシークッキング」です♪
今回は①鹿肉の八幡巻き②鹿肉のストロガノフ バターライス添え③鹿肉のチンジャオ・ロウ・スーの三品でした。初めに藤本先生にデモをしていただきました。素早く、でも丁寧でこだわった進め方に参加者の方は釘づけでした。鹿肉の加熱のコツなども教えていただき、私たち自身も勉強になりました!!実際に作業が始まると、どの班もスムーズに進めて仕上がっていました。みなさんがなごやかな雰囲気で取り組まれている様子を見て、私たちも楽しい時間を過ごすことができました(*^-^*)

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食べた感想の中には「思っていたより食べやすい。」「色んな料理にできるんだ」「鹿肉のイメージが変わった」などたくさんのお声を聴くことができました。 準備で大変なこともありましたが、当日は無事大成功で本当によかったと思います。色々な方に来ていただいて、さらに新しいつながりができ、次の活動へつなげていきたいと思います。是非、来年も開催したいです!!!書いていただいたアンケートを参考に、これからも精一杯活動していきたいと思います。本当にありがとうございました!

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右京区ふれあい祭りに参加しました

2015年10月24日

今回は去年も参加した右京区ふれあい祭りです。朝8時に大学に集まって、はるまきの準備をするグループと、先に現地へ向かいテントでの販売の準備をするグループに分かれ、開催時間まで過ごしました。

はるまきは初めて150本という大量の数に挑戦したため、売り切ることができるか少し不安はありましたが、始まってみると、この日は天気もよく、とても暖かかったのでたくさんの方が来られ、皆さんに買っていただき、無事完売することができました。買っていただいた方の中には、「美味しかったよ!」と
声を掛けてくださった方もいらして、本当に嬉しかったです(*^-^*) 鹿の角を使ったわなげも去年に引き続き行いましたが、小さい子たちはもちろん、大人の方たちにも大人気で楽しんでもらえました!!

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このお祭りには3年続けて参加していますので、私たちの活動について知ってくださっている地元の方がだんだん増え、声をかけていただけたことはとても嬉しく励みになりました。出店している方々も本当に親切で、温かい雰囲気だといつも感じます。
右京区は私たちの主な活動場所なので、これからもずっと、参加し続けたいと思います!!!

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次回は本学の「あかね祭」で鹿肉入りの「もみじカレー」を販売します。
是非たくさんの方に来ていただきたいです。

 

 

「のせでんアートライン妙見の森2015」オープニングに参加しました

2015年10月10日

10月10日から11月23日まで能勢一帯で行われる「のせでんアートライン妙見の森2015」というイベントのオープニングに参加するため大阪府の能勢町へ行きました。昨年6月から4か月かけて撮影、編集してきた私たちの作品がいよいよ上映されるのです!2年生が中心となって夏休み中も頑張って編集した作品です。。

まず私たちは、ケーブルやリフトに乗って、イベント会場のひとつである妙見山に向かいました。
7月に能勢町を訪れたときは、ケーブルで下っているときに1匹の鹿に出会いましたが、今回はケーブルで上っているときに3匹の鹿に出会いました。やっぱり野生の鹿は多いのだなと改めて思いました。

妙見山では、昼前からオープニングセレモニーが行われました。今回 共同で映像作品を制作した、鹿肉料理研究家の林 真理さんが鹿肉キーマカレーを販売されているということで、少し販売のお手伝いをして、私たちもカレーをいただきました!ピリ辛でおいしかったです!(^^)

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そのあと、私たちは阪急川西能勢口駅に行き、制作した映像作品がどのように放映されているのか見に行きました!駅の東改札口を出て左側にある里山インフォメーションセンターで上映されています。タイトルは「やるしかない!食べるしかない!~鹿の活用~」で、約8分の作品です。作品の中で、鹿被害の現状、なぜ鹿を食べるのか、鹿肉はとてもヘルシーな食材でおいしいことなど、私たちの活動内容と共に紹介しています。ひとりでも多くの人にこの映像を見てもらって、鹿の被害や鹿肉の活用について知ってもらえたらいいなと思いました。

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後期1回目の活動を行いました

2015年9月28日

今回は夏休みが明け、後期が始まって1回目の全体での活動でした。まずは夏休み中の活動について
それぞれ報告し合って振り返り、みんなで情報を共有しました。良かった点、反省点、どちらもたくさんでてきたので、これからの活動に活かしていきたいと思います。

次は、後期の活動について、予定を決定していきました。まだまだイベントがたくさんあるので、みんなで楽しみにしています。

いよいよ、「のせでんアートライン妙見の森2015」に出展する映像制作も大詰め、最後までみんなで
頑張ります♪

のせでんアートライン作品出店関連イベントに参加しました

2015年8月23日

今回は大阪ガスハグミュージアムに足を運びました。のせでんアートライン作品出店関連イベントとして開催された「サイエンストーク+鹿肉料理講習会」に参加するためです。

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はじめにシェフのデモがあり、そのあとシェフが目の前で作ったイタリア風の鹿肉料理をいただきました。鹿の肩肉を赤ワインと香草に漬け込んだのち焼いてから鹿のフォンと煮込んだ料理やラタトイユなどで、私たちには真似のできない凄いものばかりでした。鹿肉はワインに一日つけておくと肉の柔らかさが増すことなど、普段では聴くことのできないような話をたくさんうかがいました。鹿肉料理でご指導いただいている林先生からはアーモンドを鹿の背中の模様に見立てたレーリュッケンというドイツのケーキを紹介していただきました。

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また食後には、私たち京シカミーツの活動の報告をしたのち、兵庫県森林動物研究センターの横山先生から鹿の被害や捕獲状況についてたくさんの写真や映像をまじえてのお話をうかがいました。中でも気になったのは、環境被害のせいで鹿が何頭も殺されているけれど人間の口の中に入るのは2割ほどだということです。さらに鹿を減らすには年間100万頭の犠牲も必要なことがわかりました。
今すぐに何をしたらいいのかわかりませんが、もっと鹿肉がメジャーなものになって欲しいと思いました。たったの3時間ほどで貴重な体験をたくさんすることができました。