2015年度 女子大生が考える鹿肉の普及活動(京しかミーツ)

のせでんアートライン作品出店関連イベントに参加しました

2015年8月23日

今回は大阪ガスハグミュージアムに足を運びました。のせでんアートライン作品出店関連イベントとして開催された「サイエンストーク+鹿肉料理講習会」に参加するためです。

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はじめにシェフのデモがあり、そのあとシェフが目の前で作ったイタリア風の鹿肉料理をいただきました。鹿の肩肉を赤ワインと香草に漬け込んだのち焼いてから鹿のフォンと煮込んだ料理やラタトイユなどで、私たちには真似のできない凄いものばかりでした。鹿肉はワインに一日つけておくと肉の柔らかさが増すことなど、普段では聴くことのできないような話をたくさんうかがいました。鹿肉料理でご指導いただいている林先生からはアーモンドを鹿の背中の模様に見立てたレーリュッケンというドイツのケーキを紹介していただきました。

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また食後には、私たち京シカミーツの活動の報告をしたのち、兵庫県森林動物研究センターの横山先生から鹿の被害や捕獲状況についてたくさんの写真や映像をまじえてのお話をうかがいました。中でも気になったのは、環境被害のせいで鹿が何頭も殺されているけれど人間の口の中に入るのは2割ほどだということです。さらに鹿を減らすには年間100万頭の犠牲も必要なことがわかりました。
今すぐに何をしたらいいのかわかりませんが、もっと鹿肉がメジャーなものになって欲しいと思いました。たったの3時間ほどで貴重な体験をたくさんすることができました。